「何かあった?」娘に起きたトラブルとは…?
ある日、娘が給食の献立をチェックしていると同じクラスのKくんが急に割り込んできたそうです。「見てるのに邪魔だよ!」と娘が注意すると、腕を引っかいて髪の毛を引っ張られたと私に話してきました。私は、娘の言い方がKくんの気にさわったのかもと思い、「娘ちゃんの言い方がきつかったんじゃない?」と返答。すると急に娘が泣き始めたのです。
娘は「どうして私が悪いっていうの!? 血だって出たのに!」と号泣します。たしかに娘の右手には6~7mmぐらいの傷がありました。反省した私は、詳しく話を聞いてみるとKくんは気に入らないことがあると相手をたたいたり髪の毛を引っ張ったりすることが日常茶飯事だそう。「先生には言わなかったの?」と聞くと、「よくあることだから、今回は先生には言わなかった。」と娘。「痛かったね。ちゃんと確認せずにごめんね。」と落ち込む娘の手を握り謝りました。
翌日、先生には私から報告し、娘には「けがをするようなトラブルが起こったときには先生にも報告してね」と伝えることに。数日後、娘が実家で祖母に一連の話を話すと、祖母は「それは痛かったね。かわいそうに」と娘の頭をなで、娘の気持ちに寄り添ってくれたのです。娘の様子を見て、共感することの大切さを痛感し、娘の気持ちを一番に考えてあげられなかったことを反省しました。これからは娘に寄り添って声をかけ対応していきたいと思った出来事です。
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作画/yacco
著者:有河藍
7歳差の姉弟を子育て中のママ。おおざっぱな心配性。仕事で全然家にいない夫の家族と同居。毎日実家に来る姪と娘のバトルに疲弊している。保育士、幼稚園教諭、社会福祉主事任用資格を保有。