居眠りを繰り返したことが原因で解雇されたというふみちゃん。妹は真面目だと思っていただけに、はちみつこさんにはその事実が信じられません。ですが、実はふみちゃんの居眠り癖は学生時代からあったようで……?
久しぶりに会った妹の様子は…
はちみつこさんがふみちゃんの体型以上に気になったのが、自分とは比較にならないほど広くてきれいな部屋でした。
母親がふみちゃんのためにいろいろ負担していたことを知り、はちみつこさんは妹への嫉妬心をにじませます。
一方のふみちゃんは部屋を退去しないといけない状況であるにもかかわらず、マイペースを崩しません。
そんなふみちゃんとの同居を母親に提案され、嫌な予感しかないはちみつこさん。
「働きながらふみちゃんのサポートもしなければならないのでは……」と不安に感じてしまうのでした。
きょうだいのいる家庭では、親の愛情が平等ではないと感じたことがある人もきっといるでしょう。
親は同じように愛情を注いでいるつもりでも、子どもの性格によっては接し方を変えざるを得ない状況も。
「なんで妹ばっかり」「私だけ愛情が薄い…」そんな言葉をもし子どもから掛けられたら、親としてはどう答えるのが正解なのでしょうか。
平等にしなければいけないとわかっていながらも、平等にするのが難しいきょうだい育児。
あなたが親なら、マイペースすぎるふみちゃんと、しっかりもののはちみつこさんのどちらとも平等に接することができますか?