結婚当初から元義父は家の中で疎外感を感じていたようです。
タカオが結婚したことで、子離れできると思っていた…
元妻はタカオの習い事もすべて自分が管理しようとします。
複数の習い事は大きな出費でしたが、元妻は元義父に対してその分残業をするように求めてくるのでした。
元義父は求められるがまま懸命に働き、役職にもつくことができましたが、家族との時間はなくなるばかりです。一方の元妻はタカオを溺愛し、思春期になってもお風呂に一緒に入るほど。
その後、タカオは結婚をするためにユカを家へ連れてきます。元妻が「私が育てた大事な息子を取られる」と言っている姿を目にし、嫁いびりしかねないと思った元義父は同居に強く反対したそう。
息子の結婚と別居をきっかけに元妻は子離れし、もしかすると夫婦の関係も良くなるのでは……と元義父は思っていたのでした。
元義父が一生懸命働いたのは、家族のため。その結果、家族との時間を失ってしまい、元義父は孤独を感じていたようです……。
一方子離れできていなかった元妻は、タカオが結婚して家を出て行くことにかなりの抵抗をしました。長い時間をタカオと過ごし、溺愛するあまりに、タカオのことを自分の所有物のように思ってしまったのかもしれません。
過去を変えることはできませんが、タカオの結婚を機に、元妻には自分と子どもの人生は別物だと気がついてほしかったですね。
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