退院日。サキさんは会計に向かいながら、個室入院だったため高額になる支払いを覚悟していましたが、驚くほどの低料金。この産院が出産に問題を抱える人に援助をしているという副院長の話を思い出し、これからの子育てへ決意を新たにするサキさん。
一方、父親のゴリはその頃留置場にいました。
兄や店の従業員から連絡させ、自らの手紙を送るゴリ。その魂胆は?
退院後、間もなくゴリの兄やゴリの店の従業員らしき男からサキさんに連絡が入ります。
さらには留置場のゴリ本人からも会いたいという手紙が届くようになり、最初はスルーしていましたが、返すまで連絡が絶えないので、サキさんは警察に預かってもらっていた自身の車を取りに行くついでにゴリの面会をしに行きました。
自分に会いにきてくれたとぬか喜びのゴリですが、サキさんはお金以外はいらないので一切連絡をしないように言い渡します。するとこの期に及んで、サキさんの車をあてにしお金の無心をしてくるので、話にならないと留置場をあとにしました。
その後、車を取りに行き、手元に戻ってきたサキさんの車。しかし、翌日取り戻したはずの車が忽然と消えていたのですーー。
◇ ◇ ◇
実兄や店の従業員を使ってサキさんに連絡させ、自らも面会に来てほしいという手紙を送るゴリ。
いま留置場にいる経緯を考えると、サキさんに会いたいという言葉を言える立場にないはずですが、常人のルールは当てはまらないゴリ。
言うに事欠いて、サキさんの車をまだ仕事に使いたいとか、お金を貸してほしいとは開いた口が塞がりません。関わるだけ危険です。取り返した車は一体誰がどこに持っていったのでしょうか?
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