<前回のあらすじ>婦人科を受診したおきこさん。すると、経腟超音波検査で『多嚢胞性卵巣症候群(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん):別名PCOS』との診断が! 医師から「また2週間後に経過を見ましょう」と言われたおきこさんですが、初めて聞く病名に不安と恐怖しかなく、帰宅してからはネットでの情報収集に励む日々が続いて……。
※おきこさんからのお願い※
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状や程度は個人によって異なり、その対策や治療法もさまざまです。今回私が実践した方法はたまたま私に合っており、その結果妊娠できたというものなので、「多嚢胞性卵巣症候群でも妊娠する方法」を紹介するお話ではありません。あくまで一例として見ていただければと思います。
2週間後、再び婦人科へ!
おきこさんが調べた通り、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は不妊の原因になり得るほか、月経不順(月経異常)をはじめ、男性ホルモンが増える影響でニキビや多毛、肥満、血糖値上昇などの症状が現れるそうです。今回も、経腟超音波検査で卵巣の状態を見てもらったおきこさんですが、前回と特に変わりはなく、うまく排卵がされておらず、多くの卵胞が卵巣に残っているようでした。医師の判断で、今後は排卵誘発剤を用いた治療をおこないながら、妊活を進めることに。
PCOSでは生理不順になっているケースが多いため、妊娠を希望している患者であれば、まずは正常な排卵を起こすために、排卵誘発剤での治療をおこなうのが一般的なのだそう。ただし、医師が説明しているように、排卵誘発剤を多く用いると双胎などの多胎妊娠が起こる可能性が高まるため、排卵誘発剤の服用量に気をつける必要があるのだとか。
とはいえ、「双子になるかも」と言われたおきこさんは今後の展開に不安を抱きながらも、心のどこかで「双子かぁ……!」とドキドキしていたそうです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
おきこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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