引っ越し先にはリリーを連れて行けず、さおりさんは「リリーを引き取ってほしい」とメグさんに頼みます。「リリーをかわいいと思えない」と言うさおりさん。もしメグさんが断ったらリリーはどうなるのか……。そう考えると、答えは決まっています。
しかし、さおりさんの無責任さを見逃すわけにはいきません。まさおくんや弟にも、一度迎えた命を、そう簡単に手放せると思ってほしくないとメグさんは考えました。
飼い主の責任を放棄するママ友に伝えたいこと
メグさんはリリーを引き取る代わりに「返すことはない」「まさおくんと弟がリリーに会えるのは年に1回だけ」という2つの約束を提示しました。これは飼い主の都合で手放されるリリーを思って決めた条件です。
「メグさんに引き取って貰えばいつでもリリーに会える」と軽く考えていたさおりさんは、突きつけられた条件に納得がいきません。自分の子どもたちを悲しませ、罪悪感を与えたことに怒り、抗議を始めたのでした。
相変わらず無責任で自分本位なさおりさん。せめて子どもたちは、母を反面教師にして命を大切にできる人に育ってほしいと願います。