リリーをかわいがることもなく、いとも簡単に手放そうとするさおりさん。このままではリリーが心配でなりません。メグさんはリリーを引き取ることを決めました。
しかし、さおりさんの身勝手さは見逃すことができません。一度家族として迎え入れた命を手放すことがいかに無責任であるかをわからせるために「リリーに会えるのは年に1回だけ」と言う条件を提示したのでした。その条件に、さおりさんは激怒! 「リリーは引き取らなくていい!」と言い、連れて帰ろうとしたのですが……。
無責任なママ友の心を動かしたのは…
一度はリリーと離れたくないと言ったものの、「自分の部屋を持てる」という母の説得に折れたまさおくんと弟。メグさんの気持ちが届いたか、今後こそ、リリーの幸せを考えた上での『別れる選択』をしたのでした。
晴れてメグさん一家の一員になったリリーはというと、まるまる太っていた体はスマートになり、先住猫のまりんとも仲良く暮らしているようです。
無責任にリリーを手放したことは褒められることではありませんが、家族にかわいがられながらも、規則正しい生活を送ることができるメグさん一家の一員になってよかったと思わずにはいられません。
猫を家族に迎え入れるときは、かわいがるだけでなく、元気に長生きできるような健康管理が必要不可欠ですね。