現在9歳長男、8歳次男、6歳長女、2歳三男の4人を育てています。当時末っ子が生後4カ月、感染症対策に敏感になっていたときのこと。娘が幼稚園で水ぼうそうにかかってしまい、水ぼうそうの初期症状を見逃して娘の症状が重くなってしまいました。結果、生後4カ月の息子も含め、4人とも水ぼうそうに。なぜ見逃してしまったのかご紹介します。
水ぼうそう潜伏期間中に予防接種をしていた
娘が5歳のとき、水ぼうそうの予防接種を忘れていたことを思い出しました。すぐに予防接種を終え、ひと安心。その2日後から、娘の体に小さなプツプツが……。ネットで調べると、予防接種の副反応で小さなプツプツが出るときがあると知り、様子見でいいとのことでした。
様子を見ていたのですが、治まるどころかどんどん広がり大きな水疱に!あわてて受診し「水ぼうそう」との診断を受けました。予防接種前にはすでに潜伏期間だったようで、私も医師もびっくり。
水ぼうそうは早めの受診と薬の服用が大事
水ぼうそうは少しでも水疱が現れたら、早めに受診し薬を飲ませると、跡も残らずきれいになると、小児科で教えてもらいました。
しかし、娘の場合は、予防接種の副反応かと思い数日様子を見てしまったため、とくに胴体に大きな水疱が集中し、かゆくて痛くてとてもつらそうでした。今でも跡があちこちに残っており、後悔しています。
1週間後に息子3人が発症
水ぼうそうは感染力が強いため、兄弟たちにも感染していないか、毎日背中とおなかを観察し、気を付けていました。
やはり息子3人も感染していたらしく、1週間後に背中やおしりを見ると、とても小さな水疱が1つ2つありました。「生後4カ月の水ぼうそうはほとんど聞いたことがない」と医師から言われたのですが、明らかに水疱ができており、水ぼうそうの診断に。
3人はすぐに薬を飲んだお陰で、軽く済み、跡も残っていません。4カ月の息子にはシロップのお薬をもらい、かんたんに飲ませることができました。
生後すぐの水ぼうそうは免疫がつきにくいとのことで、末っ子は1歳を過ぎて水ぼうそうの予防接種を受けました。稀だと思うのですが、水ぼうそうの予防接種をした時点で、すでに潜伏期間ということもありえます。少しでも水疱が出たら早めの受診をおすすめします。(TEXT:ママライター武山あゆみ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。