みなさんはお風呂の残り湯を利用していますか?わが家は子ども4人の6人家族。以前まで残り湯はそのまま流していました。今回は、わが家で残り湯を利用していなかったワケ、利用しようと思ったきっかけ、そして残り湯の利用で思いのほか大きな金額が節約になった話をお伝えします。
残り湯を使わなかったワケ
光熱費にかかるお金の節約というと、真っ先に残り湯洗濯が思い浮かびます。けれど、私はある偏見で残り湯を利用してきませんでした。
わが家は子どもが4人、お風呂の中で遊ぶのが大好きで、石けんやおもちゃなど、いろいろなものをお風呂に入れています。その残ったお湯にはたくさん汚れも入っていそうで、残り湯洗濯をすることで衣類にも汚れが付き、洗濯層もカビてしまうのでは?と心配で、そのまま流していました。
水道水のみの利用でも洗濯機はカビていた!
あるとき、洗濯機が故障し、買い替えをしました。故障した洗濯機の排水ホースの中を見てびっくり!残り湯を利用していなかったのにカビが!月一回、漂白をしていたのにこの状態。とてもショックを受けました。
調べてみたところ、洗濯機をカビさせないためには「洗濯のたびに酸素系漂白剤を規定量入れることがおすすめ」なのだと知りました。酸素系漂白剤は残り湯くらいの温度がいちばん効果を発揮するともあり、おどろきました。
水道代の節約になった!
わが家は洗濯機を日に最低2回はまわすのですが、残り湯がちょうど洗濯2回分の量。敏感肌の子どもがいるので、すすぎは2回にしています。残り湯を利用する前と比べて2カ月毎に請求される水道料金が6,000円下がりました!これにはおどろきました。
新しい洗濯機はというと、毎日、酸素系漂白剤が効果的に働いているからか、カビ臭さは今のところありません。洗濯物は残り湯+酸素系漂白剤にしてから部屋干しでもにおいがなくなりました。
残り湯が温かいうちに洗濯に使いたいと思い、脱いだ服をすぐ洗濯することで服の汚れも落ちやすくなりました。朝の家事にも余裕が生まれましたよ。(TEXT:ママライター武山あゆみ)