スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「社員旅行当日、置き去りにされた私⇒しかし、宿泊先の高級旅館が課長にあることを要求し…?」を紹介します。
期待をかけられ入社したけれど…
とある印刷会社で働いていた28歳のパニ子は、その仕事ぶりからデザイン業務を委託していた「トヨカワ印刷」という会社の社長にヘッドハンティングされました。
トヨカワ社長はパニ子にとても期待しており、パニ子は広告制作を担当する制作課に配属。パニ子は新しい職場で心機一転頑張ろうと張り切っていました。けれども、制作課の課長「ヨシミ」はパニ子のことをよく思っていないようです。
バリバリ仕事ができるパニ子のことが気に食わないヨシミは、連日のように嫌がらせをしています。パニ子にデザインの仕事を一切振らず、オフィス周りの整理整頓など雑務を押し付けてばかり。パニ子はあるときヨシミに「どうしてデザインの仕事をさせてもらえないのですか?」と尋ねますが、「制作課にいる以上、私の方針通りに働くのは当然でしょ!」という返事が。その日以降、嫌がらせは一層ひどくなってしまいました。
しかし、新人であるパニ子はヨシミに逆らえず、彼女の指示にただ従うことしかできません。そんな2人のやりとりを見ていた同僚たちは、パニ子に同情的な様子。彼らが味方になってくれることだけが唯一の救いでした。
新たに課せられたミッションは?
ヨシミの嫌がらせ行為は収まることなく、パニ子の入社から1カ月が経ったある日のこと。パニ子はヨシミから、制作課では毎年2泊3日の社員旅行があることを知らされます。
そして「今年は、超有名観光地の“オモイザワ”に行きたいんだよね~」と語るヨシミは、パニ子に宿泊場所の予約や旅行の段取りをすべて担うよう指示しました。
またしてもデザインの仕事をさせてもらえず、悔しさをにじませるパニ子。それでも、「社員旅行=社員全員が旅先でリフレッシュしながら親交を深められる機会」だと考え、いつも助けてくれる同僚のためになるならと、その役目を引き受けました。
社員旅行当日に史上最悪な嫌がらせ
迎えた社員旅行当日の朝。なぜか「貸切バスの手配」だけはヨシミが仕切っていたので、課長から指示された通り集合場所に向かいます。前日にヨシミから連絡があり、「当日は一度オフィスに集合してから、バス会社まで向かう」と伝えられていました。パニ子は、いつも通り定時にオフィスへ。しかし集合時間を過ぎても、誰もやってきません。
そのときパニ子は、オフィス内のホワイトボードに書かれていたメッセージを発見してびっくり! なんとそこには「新人は留守番で~すw by課長」と書かれていたのです。
一瞬、何が起きたのか把握できず言葉を失うパニ子。けれどもその直後に同僚たちから「今どこにいるの?」という連絡が届き、我に返ったパニ子はヨシミにハメられたのだと理解します。
それからすぐにヨシミに電話をかけると、「パニ子にわざと違う集合場所を伝えた」と聞かされ、さらには「あなたには“留守番役”という大事な役を任せただけよ」と言い電話を切られてしまいました。
ヨシミには一切悪気がない様子。その後、何度電話をかけ直しても繋がらず、ついに我慢できなくなったパニ子は、心配する同僚たちに事情をすべて伝えたあと、反撃を開始するのでした……!
到着した高級旅館で…
それから数時間後。パニ子以外の制作課一行を乗せたバスは、“オモイザワ”に到着。宿泊予定の「パニー荘」という高級旅館のロビーに入ると、支配人が出迎えました。そして、支配人はヨシミに「御社の社員のパニ子はどこに居りますか?」と尋ねます。
そう、実はパニー荘の支配人はパニ子の兄「パ兄」だったのです。パニー荘は、オモイザワ地域のなかでも有数の高級旅館。なかなか予約が取れない宿として知られています。
その宿泊料金は驚くほど高額ですが、今回は家族であるパニ子が予約したことで、パ兄は特別料金を設定していました。制作課一行が到着する前に、パニ子から「置いていかれた」と連絡を受けていたパ兄はヨシミにあることを告げます。
性悪な課長に下された制裁は?
ヨシミに対し、パニ子がいないなら宿泊料金は正規価格になると告げ、200万円を請求したパ兄。慌てふためくヨシミを見て、他の社員たちも不平不満をぶつけます。
そこに、パニ子とトヨカワ社長が到着。トヨカワ社長はオフィスに1人たたずむパニ子を見て、事情を聞き彼の車でオモイザワまでやってきたのでした。
上司としてあるまじき所業をおこなったヨシミに対し、トヨカワ社長は激怒。これまでパニ子にしてきた仕打ちや勤務態度の悪さからヨシミは厳重な処分を受けることになり、その後退職したそうです。
一方のパニ子は新しくやってきた課長に実力を認められ、ようやくデザインの仕事に打ち込めるようになったのだとか。やさしい同僚たちと力を合わせながら日々精力的に仕事に取り組んでいるといいます。
気に入らないという理由から、嫌がらせを続けていたヨシミ。すべて自分の思い通りに制作課を動かしたいという気持ちが強かったようですが、彼女の言動にはあまりに大きな代償が伴っていました。真面目に頑張ろうとしていたパニ子。これからは新しい課長と助け合える同僚とともに、成果を出していってほしいですね。
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