1歳、なんでも触りたいお年頃
ウン万円もするお気に入りの眼鏡は、1歳になったばかりの息子に折り曲げられました。当時の息子は夜泣きをしており、私も十分睡眠がとれていない時期。息子の昼寝中に隣で仮眠をとっていました。眼鏡を枕元に置いてちょっと休憩……のはずが、息子に起こされるまで熟睡していたのです!
そしてなんとか目を開け、起き上がったときにはもう手遅れ。親の持ち物はなんでも興味がある息子の、新しいおもちゃにされていたというわけです……。
私と同じような目に遭ったママさん
眼鏡を折りたたむときに曲がる「蝶番」という部分が、変な方向に曲がってしまった私の眼鏡。ケースに収納できないだけで、使うことができるのは幸いでした。
そうして息子への怒りもすっかり消えたある日、外出先である親子と居合わせたのです。電車好きな息子と同じように、電車にくぎづけの男の子。それを見守る眼鏡姿のママ。わが家と共通点のある親子だなぁと思いながら、そのママと会話をしていました。
そして聞いてみたのです。「眼鏡、子どもにいたずらされませんか?」と。するとママはうなずきながら、「これでもう3個目です」と苦笑い。男の子を産んでから、なんと2個の眼鏡を壊されたと言うのです。眼鏡を狙われているのは私だけじゃないんだ!と妙にホッとした瞬間でした。
眼鏡に限らず、子どもは大人の持ち物が気になって仕方ありません。でも出産前は、そのことを知りませんでした。現在、息子は2歳、下の娘は1歳。いたずら好きな2人が大きくなるまでは、自分の服も小物も、高価なものを買うことは決してないと思います。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/ななぎ
著者:おかもとえみ
2歳男児、0歳女児のママ。接客業や事務職、広告制作会社を経て現在は主婦ライター。ずぼらでマイペースな子ども好き。