4人兄妹の3番目で生まれた唯一の娘。長女が生まれてほどなくしてから、ずいぶんイビキが大きいことが気になっていました。兄2人はイビキをかくということがなかったため、はじめは「男女差なのかしら?」と軽い気持ちで過ごしていました。
風邪のとき、睡眠時に無呼吸になる
長女が1歳半から2歳くらいになると、風邪のときなどの睡眠中に、無呼吸になることが多くなってきました。長いと10秒くらい呼吸が止まり、本人も苦しくて眠れず、泣いていることが多かったです。
あまりにもつらそうで、近くの耳鼻科を受診。点鼻薬の処方と布団を清潔にするように指導されました。
扁桃腺とアデノイドの肥大が判明
あるとき、総合病院の小児科で風邪を見てもらおうと受診したところ、扁桃腺肥大を指摘され、すぐに耳鼻科に通されました。耳鼻科のレントゲンにて、扁桃腺とアデノイド肥大が判明。睡眠時無呼吸の原因は扁桃腺だけではなかったようです。
手術による摘出が必要との診断でしたが、アデノイド肥大は6歳前後をピークに落ち着いていく子もいるとネットで知り、まだ2歳だったため、しばらく様子を見ることを決断しました。
ところが毎月のように発熱
幼稚園に通うようになり、ますます風邪をもらう機会も多く、睡眠時の無呼吸に加え、月一で発熱するようになりました。5歳過ぎまで抗生剤での対処で乗り切っていたのですが、小学校入学を控え、病状を考えると手術してみたほうがいいと思い、手術を決断。
手術は扁桃腺・アデノイドを同時に口から切除するので、術後ののどの痛みのため、あまり食べられないようでした。2週間ほどで痛みは消えたようです。
現在、娘は小学1年生になり、切除のおかげで発熱の頻度はぐっと低くなりました。しかし蓄膿体質のようで、風邪のときの睡眠時無呼吸があまり治っていません。今後、総合病院で診てもらう予定でいます。(TEXT:ママライター武山あゆみ)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。