習い事を突然拒否…親はどうする?
5歳の娘が通う保育園には、年中児から申し込めるリズム教室があります。娘の人見知りな性格を考慮して、これまで習い事をさせたことはありませんでしたが、保育園内の習い事となれば顔見知りの子ばかり。ダンスや歌が好きな娘に聞くと「習いたい!」と言うので、さっそく申し込みました。
初回のリズム教室後、教室の先生からメールで、楽器をじょうずに使えて、あいさつもしっかりできたという報告が! 娘の初めての挑戦を褒めてもらえて私はうれしくなりました。
ところが4回目のリズム教室後に園から、娘が泣きながら見学したとの報告メールが届きます。娘に涙の理由を聞いてみると、習い事よりもクラスの子と遊びたいからリズム教室を辞めたいと伝えてきたのです。簡単に辞めてしまうのは残念に思い、つい説得モードに入る私。しかし、娘は泣きながら「いやだ!」と訴えるので、説得はあきらめることに。
教室の先生に、「本人がまたやりたいと言うまでお休みしてもいいですか?」とメールで聞くと、「子どもは変化に敏感なものです。逆にちょっとしたきっかけで、また習いたい! と言うこともありますよ。いつでも待っていますね」と温かい返事があり、私の心は軽くなったのです。
習い事は、誰しも楽しく続けられるとは限りません。辞めたい理由が大人にとってはささいなことでも、本人にとっては大きなことかもしれないと今回の出来事で学びました。これからも「辞めたい」という壁にぶつかることがあるかもしれませんが、娘の思いに耳を傾けていきたいと思います。
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作画/Pappayappa
著者:笹本ゆり
夫と5歳の娘と3人家族の33歳ワーママ。おちゃらけモードともじもじモードの差が激しい娘の育児に奮闘する毎日です。