たった20cmの高さで手首を骨折!
室内干しをしていたハンガーを取ろうと、高さ20cmほどの台に乗ったときのことでした。
不意にバランスを崩し、そのまま転倒。その拍子に左手を床につくと、激しい痛みに襲われました。
病院に行くと骨折しているとのこと。今まで骨折の経験がなかった私は、まさかこんな低い台から落ちただけで骨折するなんて思ってもいませんでした。
さらに医者から「骨がスカスカですよ」と驚きの事実を告げられました。
なんと私は骨粗しょう症だったのです!
骨を作るのはカルシウムだけじゃない!?
私は骨を作るのに欠かせないといわれているカルシウムの摂取には気を配っていたつもりでした。
毎日牛乳も飲んでいましたし、小魚などもよく食べていました。なので骨粗しょう症は自分には縁のない病気だと思っていました。
しかし、骨折して初めてカルシウムの摂取だけでは骨は形成されないということを知ったのです。
医師によると、私に足りていなかったのはビタミンⅮでした。カルシウムだけ摂取してもビタミンⅮの働きがないと骨は形成されないのだそう。
そしてビタミンⅮを体に取り入れるために必要なことは、紫外線に当たることだったのです。
過度なUVケアが骨粗しょう症の原因に
私は幼いころからそばかすがあり、シミができることにもおびえていました。
そのため、日焼け止めを塗ったり日よけの手袋をしたりしていました。紫外線というのは悪いものだという思いが強かったからです。
なので、日光には極力当たらないほうが良いと思って生活していました。それが骨粗しょう症につながるなんて、思ってもいませんでした。
まとめ
最近は紫外線がとても強いので、UVケアは欠かせないものです。けれど、まったく浴びないというのもいけないのだと知った出来事でした。ビタミンⅮ形成のために紫外線に当たるといっても、全身で浴びる必要はなく、例えば手の甲に日光を当てるだけでもビタミンⅮを形成することはできるのだそうです。これからは適度にUVケアをしながら、1日のうち少しの時間だけは日光に当たるようにしながら生活していきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/桃野 ゆか(42)
イラスト/おみき
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