家族で川に行く日に
あるとき、家族で川に行くことになったのですが、運悪く生理2日目と重なる可能性がありました。
生理中は経血漏れが気になりますし、生理痛が重くなってきたら嫌なので、外出すること自体おっくうになってしまいます。そのため、生理2日目と外出の予定が被ったときには、ほかの日に変更したり中止にしたりもらうことも……。
しかし、このときは子どもたちが楽しみにしていたため、できれば川に行きたいなと思っていました。
数年ぶりにタンポンに挑戦
そこで、生理がきたときに使えるように事前にタンポンを買いに行くことに。
しかしタンポンを購入するのは数年ぶりで、どれを選んでよいのかわかりません。とりあえず、経血を多めに吸水できるタイプのタンポンを購入しました。
タンポンは準備したものの、「できれば生理がズレてほしい」と願っていた私の気持ちをよそに、なんと川に行く前日に生理がきてしまって……。
子どもたちが楽しみにしていたこともあり、当日はタンポンを挿れて川へ行くことにしました。使用経験はあったのですが、タンポンの挿入はおそらく10年ぶりくらい。うまくできず、最初の1本は失敗してしまいましたが、2回目でなんとか成功し、川へ向かいました。
公衆トイレで
川に足をつけて過ごし、数時間経ってから「そろそろタンポンを替えたほうがいいのでは?」と思い、川の近くに設置されていた公衆トイレに入りました。
使用済みのタンポンは、娘のおむつを捨てるために持参していた黒いポリ袋に入れました。公衆トイレにはサニタリーボックスがなかったため、持ち帰って自宅で捨てることに。
タンポンを替えることができて安心していたのですが、なんと着用していた水着にシミがついているのを発見! どうやら、タンポンを替えたときに水着に経血が付着してしまったようなのです。水着の上に短パンもはいていたのですが、短パンは汚れていませんでした。
タンポンを取り替えたとはいえ、川に入るのは不安だったので、タンポンと使い捨てナプキンを着用し、その後は川には入らずに過ごしました。
慣れない場所で、久しぶりに使うタンポンはなかなか大変でした。今後は、生理中に川やプールなどに行くのは控えておこうかなと思っています。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/Sugar111 佐藤 幸代
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
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