電話の相手は…?!
夫は仕事の付き合いで夜のお店に行くことが多々ありました。ホステスさんもお仕事なので、そこから男女の関係になることはないと私は思っていたのですが、ある日のこと……。夫がシャワーを浴びているタイミングで、夫の携帯に1本の電話が。英語の名前が表示され、疑問に思った私が電話をとると「パパー! パパー、聞こえてる?」と片言の日本語が聞こえてきました。
驚いた私はとっさに電話を切りました。そして、その日から夫のスマホをチェックする日々が開始。夫は電話をかけてきた女性と日常的に連絡をとっているようで、女性から「いつ結婚してくれるの?」といった内容のメールが送られていたことも。これは早めに対処しないとと思い、私は覚悟を決めたのです。
実家に帰らせていただきます
浮気をしていることについて夫を問い詰めると、彼は非常に動揺していました。とにかく平謝りで「自分は本気ではないけれど、相手がしつこくて困ってる」と、言い訳がましいことを言います。
私は「子どもたちを守りたいから、実家に帰ります。慰謝料と養育費はきちんと払ってください。あなたの両親にも浮気のことは伝えるから」と言い、実家へ戻りました。
義両親に夫がしたことについて伝えると、義両親は激怒。すぐにやってきて夫に「子どもたちがいるのになにをやってるんだ!」と叱ってくれました。夫はかなり反省したようで、「もう一度チャンスがほしい」と懇願。
子どもが産まれるということもあったので、私も再構築を選びました。それからは、義両親も協力をしてくれたおかげで、夫が浮気をすることはなくなりました。その後、3人目にも恵まれ夫は仕事に育児にと頑張ってくれています。
2人目を妊娠中のタイミングで夫の浮気が判明しました。夫からしたらほんの少しの過ちだと思っているかもしれませんが、私にとっては衝撃的な出来事でした。この一件では、義両親が私の味方になってくれたおかげで、夫もきちんと反省し今に至ります。子ども3人の父親になってからは浮気をするヒマもなさそうです。今後も、夫婦で向き合いながら過ごしていきたいと思います。
著者/杉山春香
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