心地良い空間作りで陣痛中もリラックス
私がリラックスして出産に臨むために用意したものは、以下の通りです。
・クラシック声楽のCD
・陣痛用アロマオイル
陣痛が弱いうちに、枕元にアロマ、CD、水、スマホを準備しました。そして、陣痛の緩和に良いというアロマを痛くなったタイミングで嗅ぐと、不思議とリラックスできました。
また、出産時に自分で持参したCDをかけられる産院だったため、リラックスかつ、神聖な気持になれるよう、リベラという合唱団のクラシック声楽をチョイス。ゆったりした音楽のペースに合わせて呼吸することで、陣痛の痛みを和らげることができました。
1人目は呼吸を忘れるほどの痛みで大暴れしていましたが、2人目のときは子宮口全開大まで終始リラックスした状態で、痛みも少なかったように思います。助産師さんからは「相当痛いと思うけど、落ち着いているね」とまで言われるほど。
クラシック声楽の神聖な雰囲気の中に娘の産声が響き渡る様子はとても感動的で、私にとって理想的な出産ができたなと感じました。また、コロナ禍でしたが、運よく立ち会い出産が解禁となり、夫に立ち会ってもらえたことも心強かったです。
事前に準備ができたこともよかったのかもしれませんが、1人目と2人目であまりにも痛みの感じ方が違うことに驚きました。出産のかたちは毎回違うと言いますし、環境を整えたことで陣痛の感じ方に影響があったのかどうかはわかりませんが、自分が心地良いと感じる空間の中で出産ができて、本当によかったと思います。
※妊婦さんに影響を与えるおそれのあるアロマもあるので、入院中の使用の可否は必ず産院に確認するようにしましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/森田家
著者:南星 花
3歳と1歳の姉妹と、発達障害の夫、13歳の猫と暮らす。妊娠中に夫の失業、切迫早産、胎児発育不全など、さまざまなトラブルを体験。IT業界で働くワーキングマザー。