私には幼稚園に入園した娘がいます。娘には、食事に着替え、排泄など、生活習慣が身についていないと思う点がたくさんあり、赤ちゃん時代から教えておくべきだった……と後悔。今回は生活習慣のひとつ「着替え」が身につくポイントについてまとめました。
きちんと着ると気持ちがいい!
とくに時間に追われる朝。つい私が先回りして、娘を着替えさせてしまう日々を送っていました。このままではいつまでたってもひとりで着替えられない。そこで時間がかかってもひとりで着替えをさせることに。最後に私が身だしなみを整えました。
続けていくうち、「きちんと着ている状態」が認識できるように。これは赤ちゃん時代からできることだと思いました。きちんと着ると気持ちがいい!と感じると、着替えの意欲が高まるんですね。
「着る」が難しければ「脱ぐ」からスタート
着替えというと「着る」ことだけに目を向けていましたが、スムーズに「脱ぐ」ことも着替えへの大切なステップだと気付きました。子どもにもよりますが、着るより脱ぐ方がかんたんなことも。
着替えへの意欲を高めるためにも「脱ぐ」ことから始めるのもポイントだと思いました。また、脱ぐ動作は着るときの動作にも応用でき、服の仕組みも自然に学べます。自分でできた達成感があると次のステップにつながりますからね!
着替えしやすい服をチョイス!
スカートやズボンなどはゴム入りタイプならスムーズに履きやすいですよね。前後ろに気を付ければいいだけなので、最初のチャレンジとしておすすめ。また、上着はかぶりものだと着やすいです。
ボタン付きのシャツやカーディガンなどはハードルが高いので、もう少し慣れてからチャレンジさせても。そして大きめのボタンの服だと、ボタンがとめやすいですね。当時2歳だった娘は、大きいボタンだとできましたよ。小さいボタンはいまだに難易度が高いですね。
私は赤ちゃん時代から「自分でやらせてみる」ことの大切さを痛感しています。サポートするのは大変ですが、日々の積み重ねがのちの生活習慣につながっていくんだと思います。そして、子どもに達成感を持たせることも成功の秘訣です!
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。