なかなか乗れない自転車を祖母と練習したら…
長女が小学1年生だったときに「私も友だちのように自転車が欲しい!」と おねだりされ、誕生日に補助輪付きの自転車を購入しました。「学校が休みの日には練習できるかな?」とご機嫌な様子。
一生懸命練習をしましたが、自転車に補助輪が付いている状態でもうまく乗れません。私は、アドバイスがなかなか長女へ伝わらないことにイライラ……。結局長女は、小学2年になる春にはやる気をなくしてしまい、次第に練習をしなくなりました。
長女が小学3年生の夏、私の実家の近くへ引っ越すことに。環境が変わったことで長女はやる気を取り戻しました。祖母に監督をしてもらい、自転車の練習を再開。次女を連れて私も練習に付き添います。その様子を見ていると、祖母はクリアすべき課題ごとに練習法を変えて、順々に教えていたのです。
なだらかな下り坂を利用して、最初はペダルに足を乗せる練習。それができたら漕ぐ練習。バランスをとれるようになってきたら、平坦な道で乗る練習……というように、娘に合わせて練習を進めます。私との週1回の練習を半年間続けても乗れなかった長女ですが、祖母との練習を週1回2カ月も続けると、あっという間に自転車に乗れるようになりました。
ひとりで自転車に乗れるようになった長女は、自信に満ち溢れています。その姿を見て、自転車に乗れないと私自身があきらめていたことを反省しました。祖母のように順序だてて上手に教えれば、あっという間に乗れるのだと痛感。うまくいかないときは、自分以外の人のアイデアやアドバイスを取り入れていきたいと思った経験でした。
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作画/Pappayappa
著者:つちやさとみ
保育園が大好きな3歳と、お絵描きと外で遊ぶことが大好きな8歳の姉妹を育てるシングルマザー。仕事も生活も再スタートを切ったばかり。