初めて赤ちゃんをお風呂に入れたときの記憶を思い起こすと、「これできちんと洗えているの?」と不安でいっぱい。洗ったつもりでも汚れが残っていることもありました。初めて経験する育児は毎日が試行錯誤! 今回は、赤ちゃんのお風呂で洗い残しを防ぐために意識した“洗う順番”についてお伝えします。
赤ちゃんを洗うのって難しい!
まだ首もすわっていない赤ちゃんをお風呂に入れるのって本当に神経を使いますよね。フニャフニャしてやわらかい体を支えるだけでもひと苦労。私は特に顔を洗うのが苦手でした。
「赤ちゃんの顔もせっけんを使って洗う」と産院で教えてもらいましたが、赤ちゃんの目に入りそうで、せっけんを使うのが怖かった記憶があります。結局はガーゼで拭くだけで終わることが多かったかもしれません。
洗い残しが多かった部位
一生懸命に洗っているわりに、よーく見ると汚れが残っている部位がたくさん。私の場合、洗い残しが多かった部位は以下のとおりです。
- ・首と耳の後ろ側
- ・わきの下
- ・おしりや性器
- ・腕と足のくびれ部分
- ・手足の指の間
洗い残しがあることに気付いてからは、部位別の洗い方を見直すことにしました。たとえば、耳の後ろ側。せっけんを泡立てて手で洗い、取りにくい汚れはガーゼを使って取り除きました。こうして洗い残しが多かった部位を洗う意識を持ち、さらに洗う順番を決めることにしたんです。
決めておくとスムーズ! 洗う順番
私が決めていた赤ちゃんの洗う順番は「顔・耳→頭→胸・おなか→腕・手・足→背中→おしり・性器」です。最初は順番を意識するのが面倒でしたが、毎日おこなうことなので嫌でも慣れていきました。
洗う順番を決めてからは洗い残しもなくなり、お風呂がスムーズになったように感じます。以前のように「ここって洗ったっけ?」ということもなくなり、時短にもつながります。
洗い残しが多い部分や部位別の洗い方、洗う順番などを改めてチェックしてみませんか? 肌トラブルの予防にもつながり、なんといっても「きれいに洗えた!」という達成感を感じることができると思いますよ。
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。