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「泣いたらもっと怖いことに…」人けが少ない電車内で…怪しい男性の卑劣な行為とは!? #小学生の痴漢被害 2

「小学校低学年の時に痴漢にあった話」第2話。小学校受験をしたもちこ。無事合格し、家から電車を乗り継いで、片道1時間半ほどかかる小学校へ通うことになりました。入学してから半年間は、お母さんに付き添ってもらっていましたが、いつしかひとりで通学するように。行きの満員電車に比べ、帰りは座りながらゆったり乗車できていました。

ある日の下校中、帰りの電車で気が緩み、ウトウトしていたもちこに……!?

朝6時に起き、片道1時間半の電車通学をしていたもちこ。空いている帰りの電車でウトウトするのが至福の時間でした。

 

ある日の帰りの電車で、同じ車両には数人しか乗客がいないにもかかわらず、もちこのすぐ隣に見知らぬ男性が座ってきました。

 

「他のところ空いてるのになぁ」と違和感を覚えるもちこですが、すぐ逃げたほうがいい状況だとは思わず、そのまま座っていると……。

 

身動きがとれなかった少女

痴漢1

 

 

痴漢1

 

人もまばらな電車内。眠気でウトウトしていたもちこ。そんな状況で、もちこの隣に座ってきた男性……。

 

あろうことかその男性は、触っているのかいないのか、すごく微妙な触り方でもちこに触れてきたのです。

 

「え、何……。わけがわからない」

 

世の中には卑劣な行為をする悪い大人がいるのだと、小学校低学年ながらテレビやマンガで知っていたもちこ。しかし、自分の身に降りかかってくるとは思わず、次の停車駅を待つ以外、何もできずにいました。

 

「怖い! 泣く……! でも泣いたらもっと怖いことになるかもしれない……」

 

次の停車駅に着き、走って逃げては相手を刺激してしまう可能性があると考えたもちこは、不自然にならないよう平静を装いつつ下車。

 

降りたことのない駅でしたが、慣れているかのような振る舞いを意識しながら、改札まで行き、駅を脱出したのでした。

 

 

無抵抗な子どもの体に触れた男性。恐怖の中冷静に考え、次の駅で降り、改札まで向かったもちこはよく頑張りましたね。誰が相手でも痴漢は許されない行為ですが、子どもを狙うのは本当に卑劣。ひとりで行動するようになった子どもを守るため、親や周りの大人ができることは何なのか、考えさせられる出来事ですね。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターmochiko.

    2016年生まれの息子と、2018年生まれ軽度知的障害・自閉症スペクトラム・ADHDの娘の母。出産してから完全ワンオペの日々。ライブドアブログ公式ブロガーとして、育児漫画ブログを毎日更新中。

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