友だちがいないのは…
モラ介に「別れよう」と伝えても、態度をコロッと変えて甘い言葉で言いくるめられるだろうと考えたキナコは、彼に黙って家を出ていくことに。
モラ介の家族は、彼がモラハラ気質だということを知っていて、キナコを心配して家を訪ねてくれたようなのですが、その際にキナコは彼のお姉さんとチャットアプリで繋がっていました。
家を出る前に、自分は無事であることと、そして今から家を出ていくことを伝えました。
モラ介のスマホをこっそり覗くと、家族や友だちの連絡先すら登録されていませんでした。これまでキナコに対して「お前に友だちなんていない」と怒鳴っていたモラ介でしたが、本当に友だちがいなかったのはモラ介自身だったのです。
彼は、自分に自信が持てず、物やキナコに当たることで自分を大きく見せようとしていたのだと気がつきます。「捨てられて一生ひとりになるのは、モラ介君のほうじゃん!」と、キナコは泣きながら笑ったのでした。
彼が物に当たるのは自分のせいだと自分を責めていたキナコにとって、彼から逃げることができたのは大きな前進です。モラ介の家族と会ったことで、自分と彼の関係を客観的に見ることができるようになったのかもしれません。
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