「私を大切にしない人なんて、いらない」
まとめた荷物を持って玄関へ向かおうとしたとき、彼のスマホが目に入り、こっそり覗いてみると、驚くことに彼のスマホには家族や友だちの連絡先すら登録されていませんでした。
キナコに対して「お前に友だちなんていない」と怒鳴っていたモラ介ですが、本当に友だちがいないのは彼自身だったのです。彼は、自分に自信が持てず、物やキナコに当たることで自分を大きく見せようとしていました。
「捨てられて一生ひとりになるのは、モラ介君のほうじゃん!」と、キナコは以前彼に言われたことを思い出しながら、彼との家を後にしました。
キナコはこれまで受けたモラハラを思い出し、「彼を好きだった自分がバカみたい。バイバイ、モラ介君!」と改めて別れを決意します。
そのとき、彼の姉から連絡があり「モラ介が追ってくるかもしれないから……」と、車で迎えにきてくれました。キナコは、これまで彼がおこなっていたモラハラの事実を、音声を通して彼の姉や両親にも知ってもらうことにしたのです。
ようやくモラ介から離れる決意ができたキナコ。彼の家族であるお姉さんがキナコの味方になってくれたので、とても心強いですね。
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