二次会の参加者がいなかったことが悔しかったミツ子は翌日マユさんに電話をかけ、自分のことをみんながどう思っているのか評判を知りたがりました。
そして悔しさを打ち消そうとするかのように、同窓会終わりで自分がナンパされて朝までおひとり様時間を堪能したことを打ち明けるのでした。
自分の話に注目してもらうために、盛るのは普通?
いつの間にか二次会の愚痴から、自分の自慢話にすり替えていたミツ子。
彼女の中では、マユさんに同窓会の集合場所の変更を伝えていなかった件などなかったかのように振る舞っていますが、このまま引き下がるつもりはないマユさんは彼女に爆弾を投下してみました。
ミツ子は参加者がいなかった二次会は、みんなの予定が合わなかったことにしていましたが、
「違う店に行ってる子もいたよ。ミツ子の暴露トークに引いていたんじゃない?」
さらっと話しましたが、彼女は流さず何が言いたいのと食い下がってきました。
マユさんは同窓会を含めこれまでの彼女に対する気持ちを伝えるには、今がその絶好のタイミングだと思い、他人の噂話は聞いていて疲れること、そしてそれは自分だけじゃないはずと伝えます。さらに、ミツ子の話は作り話もあることを指摘すると、彼女は意に介さず話を多少盛ることは普通だと開き直ります。
しかし、マユさんは引き下がらず言い返しました。
「そんなに自分の話に注目してほしかったの!?」
さて、ミツ子はどう答えるのでしょうか?
◇ ◇ ◇
これまで他人の噂話を聞きたくないと主張しても聞き入れてくれず、ミツ子に付き合わされてきたマユさん。同窓会では彼女に自分の気持ちを話すタイミングがなかったので、今がそのまたとない機会です。
今回の同窓会でミツ子の話には事実ではないことがあるのもわかったので、それを問い詰めると多少の盛りは当たり前と開き直りました。「話を盛る」ことが一方的に悪いとも言い切れませんが、他人を貶めるような盛りはやめてほしいですよね。