同じハイツに住むシンママのマリと「ワンオペつらいよね」と同じ悩みで意気投合。そんなマリの元夫には問題があり……。
出会ったばかりのママ友からのお願いは…
2歳前の息子・カイトをワンオペで育児する母・りっちゃん。仕事で帰りの遅い夫に、「これじゃ、父親がいないのとあまり変わらない」と夫に対して不満がありました。
しかし、住んでいたハイツには、同年代の子どもを持つファミリーも多く、交流があったおかげで楽しく生活できていたのです。
シンママのマリとは、「ワンオペつらいよね」と同じ悩みで意気投合。次第に、りっちゃんの部屋で子どもたちをお昼寝させ、お茶をするような仲になりました。
「りっちゃんだから打ち明けるけど……前の旦那の稼ぎがなくて、借金しててさぁ……借金取りがうちに来るの」
いつものようにりっちゃん宅でお茶をしていると、マリから突然の告白が。子どもが借金取りにおびえ、まともに生活できないそう。
「それでね、昼間だけでもいいの。ここにいさせて?」
りっちゃんの家にかくまってほしいというマリのお願い。
「昼間ならいいけど……」
子どもふたりをワンオペで育児するマリをかわいそうに思い、りっちゃんはマリの頼みを承諾するのでした。
「ワンオペがつらい」という同じ悩みで意気投合したふたり。育児の大変さは体験しないとわからないことも多く、同じような境遇の人と出会うと、心を許しやすくなるのかもしれません。
皆さんは、りっちゃんとマリのように、“ママ友と出会ってすぐに仲良くなった”という経験はありますか?