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「まるで同居状態…」不審な行動に違和感!1日中家に居座るママ友に内心は…!? #恐怖のママ友体験 2

『本当にあったゾッとした話「マリ」』第2話。主人公のりっちゃんは、2歳前の息子・カイトを育てる1児の母。夫は仕事で帰りが遅く、ほぼワンオペ育児状態の日々……。夫に対して不満があったものの、住んでいたハイツには、カイトと同年代の子どもを持つファミリーが多く、りっちゃんもカイトも楽しく生活していました。

同じハイツに住むシンママ・マリ。「ワンオペつらいよね」と同じ悩みで意気投合し、次第に、りっちゃん宅でお茶をするような仲になります。

マリの元夫には借金があり、借金取りが家に押しかけてくるそう。子どもが怖がり、お昼寝もできず、食事も落ち着いてとれない生活でした。

「昼間だけでもここにいたいの」とマリにお願いされたりっちゃん。子どもふたりをワンオペで育児するマリをかわいそうに思い、「昼間だけなら」とマリの頼みを承諾しますが……。

 

違和感のあるママ友の行動

マリ2

 

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「本当っ? マリ……うれしい!」

 

その日からマリは、毎日りっちゃんの部屋を訪れるようになりました。

 

ある日、りっちゃんが家事をしていると、マリの姿が見えなくなります。

 

「一度家に帰ったのかな……何も言ってなかったけど。昼間は帰れないって言っていたし……」

 

りっちゃんが不思議に思っていると、部屋の奥から「ゴト」と物音が。「マリさん?」と振り向くと、「トイレ借りてた!」とマリさんが現れます。

 

「急にいなくなるから、どこ行ったのかと! びっくりしたよ」

 

りっちゃんの言葉に、マリはホッとしたような表情を見せ、「ちょっとおなか痛くてさー」と呟くのでした。

 

 

「りっちゃん! 野菜をいただいたの」

 

ダンボールに入った大量の野菜を抱え、「私たちで調理して、みんなで食べない!?」と提案するマリ。

 

遠慮するりっちゃんをよそに、子どもたちはノリノリです。

 

「え……まじ? 晩ごはんまで一緒となると、ほとんど同居状態やな……」

 

喜んでいる子どもたちの様子に、「まぁいいのか……?」とりっちゃんは渋々納得するのでした。

 

 

ママ友と晩ごはんは、たまのイベントならば楽しいはずですが、“同居状態”と思ってしまうほど一緒にいると、ちゅうちょしてしまうのもわかるような気がします。ママ友に限らず、友だちや仲の良い同僚でも、一定の距離感は大切ですよね。

 

皆さんは人間関係において、急激に距離が近づき、戸惑ってしまった経験はありますか?

 

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    マンガ家・イラストレーターてにくまちゃん。

    オカルトからヒトコワまで、“不思議で怖い”体験談を掲載。誰もが楽しめるようなやさしい絵柄のマンガで、ゾッとするお話をお届けしています。

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