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「小さいのにかわいそう」親戚の言葉がグサリ…保育園に預けることが不安な私→園長先生がまさかの!?

私が子どもを保育園に入れたのは、現在6歳の子どもが生後7カ月になったころでした。生活のために私も働きに出るので、保育園への入園を決意。しかし、子どもを預けることへの心配が次から次へと頭を巡り、不安で仕方ありませんでした。そんな私を救ったのは……。

保育園入園への葛藤

働きに出るために保育園への入園を決意したものの、当時の私は子どもから離れることが不安でした。「まだ小さいのに、親が見ないで保育園に預けるなんてかわいそう」と親戚からも言われてショックを受けました。

 

「大事に育てているつもりだけれど、自分はこの子にかわいそうなことをしているのか」と、わが子の寝顔を見ながら泣いたこともあります。

 

不安を払拭してくれた言葉

私は子どもを連れて、園長先生、担任の先生と入園の面談をしました。「子どもと離れることが不安だ」と伝えると、園長先生はやさしくこう答えてくれたのです。

 

「お母さん、大丈夫! お母さんの分まで私たちみんなで愛情をもって赤ちゃんをお世話しますから! おうちに帰ったら今まで通りお母さんが愛情もってお世話するだけ! 子どもって、みんなで育てるんですよ」。

 

この言葉のおかげで、表現できずにいた心のモヤモヤが晴れました。

 

 

初登園は涙だったけど…

初めての登園。たった2時間の慣らし保育でしたが、離れるときには普段あまり泣かない子どもが大きな声で泣いているのを見て、胸が締め付けられる思いでした。

 

しかし、迎えに行くとご機嫌で、先生からは「来たときは泣いていたけど、楽しそうにお友だちと遊んでいました。すぐに慣れるよ!」と言われ、子どものたくましさと、あんなに泣いていた子どもをご機嫌にする先生方のプロのすごさを実感しました。

 

 

自分の分まで愛情をもって子どもを預かってくれる先生方は、親にとっても子どもにとっても心強い存在だと思います。子どもを預けることは、自分の子どもを同じようにかわいがってくれる仲間をつくるようなものだと、悩んでいた昔の自分に言ってあげたいです。「子どもはみんなで育てるんだよ」と。

 

 

監修/助産師 松田玲子

イラスト/ななぎ


著者:神谷 まりな

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