生後3カ月でRSウイルスに感染
娘が生後3カ月のときのこと。ある日、娘に鼻水の症状がありました。同じ時期に長男と次男も鼻水を出していたため、「風邪をひいてしまったかも」と不安になりましたが、娘は元気で機嫌もよかったため、そのまま様子を見ることにしたのです。
するとその3日後、娘が発熱し、同時に咳をし始めました。すぐに小児科を受診し、検査をしてもらった結果、RSウイルス感染症と判明。痰切りと解熱剤をもらい、経過観察となりました。しかしその日の夜中、授乳していると、娘から「ゼエゼエ」と喘鳴が……。私は不安になりましたが、娘はよく眠っていたため、状態に変化がないか朝まで様子を見ていました。
そして朝9時ごろ、ふと娘を見ると、胸の下あたりが明らかにペコペコしていたのです!「これはやばいかも」と思った私は、すぐに小児科を受診。すると先生に「これはもう入院かな。すぐに総合病院へ向かって!」と言われたのです。私は、まさかの展開に驚きましたが、そのまま総合病院へ向かいました。
病院に着いてすぐ診察をしてもらったところ、ギリギリ呼吸のサポートは必要なさそうとのこと。ただ、まだ月齢が小さく、いつ悪化するかわからないため、そのまま入院することとなりました。
その後、結果的に娘は悪化することなく、3日間で退院。長男や次男も何度かRSウイルスに感染しましたが、入院するほど悪化したことはなかったため、まさかこんな事態になるとは想像もしていませんでした。たかがRSウイルスだと思っていましたが、やはり乳児の感染は油断できないと思い知らされた出来事でした。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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監修/助産師 松田玲子
イラスト/森田家
著者:森井さやか
小学生と幼稚園児の男児2人を子育て中。育児の経験やアパレル販売員をしていた経験を生かして、子育て体験談やファッション記事を執筆している。