スカッと系人気YouTubeチャンネル「パニコレ」から、「同僚に裏切られ子会社に左遷させられた私⇒飛ばされた先で平和にやっていたが…」を紹介します。
出世のチャンスが巡ってきたけれど…
25歳のパニ子は、日々やりがいを感じながら仕事に一生懸命取り組んでいます。その頑張りが認められ、出世コースを順調に進んでいたパニ子。そろそろ評価が上がるような結果を出したいと思っていたとき、大きなプロジェクトを任されることに。しかし、ひとつだけ問題が……。それは、同僚の「アサミ」が同じプロジェクトチームになったこと。
アサミは会社のトップの娘で、とても横暴な性格です。遅刻や欠勤は日常茶飯事で、後輩や同僚に仕事を押し付けることも多く周りから煙たがられています。けれど、トップの娘ということもあり、誰も何も言えず……。
厄介な同僚と同じチームに
よりによってそんなアサミとプロジェクトを一緒に進めることになったパニ子。「何も問題が起きませんように……」と心配していると、早速アサミが話しかけてきました。
アサミは「1カ月後にプレゼンがあるじゃない? その準備よろしくね〜!」と言って、プロジェクトにかんする仕事をすべてパニ子に丸投げするようです。「プレゼン用の資料は私が集めておいてあげたから、これを参考に作ってね! よろしく!」と言って、アサミはそそくさと帰っていきました。
納得がいかないパニ子でしたが、めげずに「絶対にプレゼンを成功させて、評価も上げてやろうじゃない!」と一生懸命取り組みました。そして迎えたプレゼン当日。とんでもない事件が起こります……。
プレゼン発表当日。陥れられたことに気づき…
プレゼンまでの間、パニ子は何日も残業をして渾身のプレゼン資料を完成させました。気合い十分で発表に臨みましたが、発表し始めると取引先の社員含め、会議室にいた全員がざわめき始めます。
なんと、アサミが渡してきた資料はプロジェクトとはまったく関係のないもので、パニ子は求められていたものとはまったく違う内容を発表していたのです。
パニ子が「やられた!」と気づいたときには、ときすでに遅し。ニヤリとしたアサミが「本日は不手際があり大変申し訳ございませんでした。後日、私のほうでプレゼンをやり直させていただきます!」と深く頭を下げフォローに入りました。
一時は怒りをあらわにしていた取引先の社員たちもアサミのフォローで落ち着いたのか、なんとか契約打ち切りは免れました。プロジェクトは続行となったものの、大きなミスをしたパニ子はプロジェクトメンバーから外され、地方の工場へ左遷となったのです。
左遷先は平和な環境
後日、勝ち誇ったようにアサミが「パニ子、左遷になったらしいわね。残念ね〜まああんなミスを犯したら当たり前か!」と話しかけてきました。パニ子は悔しさをにじませて「あんた、わざと別の資料渡したでしょ?」と聞きますが、アサミは「パニ子が勘違いしただけじゃない?」と言って聞く耳をもちません。
さらにアサミは「私がやったって部長に報告したところで、話なんて聞いてもらえないと思うよ? みんな私の味方だし」と言い放ちます。今までの努力が水の泡となり、パニ子はしばらくショックで立ち直れませんでした。
けれども、いつまでも落ち込んでいるわけにもいきません。幸い、左遷先の工場の社員たちはやさしい人ばかりでした。なかでも指導係の「キヨミ」はまるで母のように接してくれるあたたかい人でした。平和な仕事環境と良好な人間関係に恵まれたことでパニ子は日に日に前向きになり、ここでできる精いっぱいの仕事をしようと考えるように。
工場で働く人たちの労働環境をもっと良くしようと決め、改善点をまとめて上司に提出したことをキヨミさんに伝えると……?
余計なことをすると飛ばされる?
労働環境を良くするためにパニ子が動いたことを知ると、キヨミさんは大慌て。そしてパニ子に「早く逃げなさい! 前にも同じことした工場長が左遷されたのよ」と教えてくれました。すると、本社から来客があると事務所に呼び出されたパニ子。「私に来客……?」と不思議に思いながら向かうと、そこにはアサミの姿が!
聞けば、無事プロジェクトを成功させたアサミは工場の責任者になったのだとか。とにかく面倒なことは避けたいアサミは、自分の責任となるようなことはすべて避けているようです。そのため、前工場長が改善策を訴えたときも徹底的に無視。それでも諦めない前工場長はアサミの権限で別の部署に異動させたといいます。
そして、パニ子に対しても「いいこと?あんたも前の工場長みたいになりたくなかったら、余計なことしないでね」と言うのでした。「今度は左遷じゃすまないわよ」と脅しとも取れる言葉を放つアサミ。けれど、パニ子はもうアサミには屈しません。
権力にモノ言わせていた女の末路とは?
ここから、パニ子の反撃がスタート。「あんたがその気なら、私にだって考えがあるわ。この会話を社長に聞かせる」パニ子はそう言うなり、携帯を取り出しました。実はパニ子、これまでの経験からアサミにもし横暴な扱いを受けたときは会話を録音しようと準備していたのです。
録音されていることを知り焦ったアサミは手のひらを返して「そうだ! 私から本社に戻れるようにお願いしようか?」と言い出します。けれど、パニ子の気持ちは変わりません。「すぐにでも社長に録音データを送るから、お構いなく」と告げたパニ子にアサミは泣きながら謝ります。
けれど、今さら状況が変わるはずもなく……。実は、アサミへの不満は社長のもとに匿名でたくさん寄せられていました。今回のパニ子による告発をきっかけに本格的にアサミについての聞き込みが実施。
これまでしてきた嫌がらせや勤務態度の悪さが次々と明かされ、会社に居場所がなくなってしまったアサミ。会社のトップである父親からも見放され、行き場がなくなりどん底の生活を送っているのだとか……。
一方のパニ子は、アサミの悪事を暴いたことで会社のヒーローとなっていました。工場の労働環境改善案も無事通り、その後本社へと戻ることに。今は、子会社の管理を任され、ますます仕事に精をだしているそうですよ。
「トップの娘」という権力を振りかざして、横暴なことをし続けていたアサミ。そんなアサミに対して、後ろ盾もなく立ち向かったパニ子はとてもかっこよかったですね。どんなに強い味方がいたとしても、人を貶めるようなことばかりしていると救いようのない結果になることがわかりました。真面目に働いてきたパニ子にはこれからも前向きに頑張ってほしいですね。
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!