「絶対欲しい!」息子のやる気に火をつけたものとは
4歳の息子は幼稚園の年中児。幼稚園では体力づくりのために、毎日体操を取り入れています。年少児のときから壁逆立ちが苦手だった息子は、一度も成功しないまま年中児になりました。相変わらず息子からは「今日もできなかった」という報告が続きますが、家では一切練習をしようとしません。
5月のある日、「年中さんなのに僕だけできない。僕はいつまでもメダルをもらえない」とこれまでになく落ち込んでいました。メダルとは先生が折り紙で作ったもので、子どもの手の平より少し大きく、胸に貼り付けられるようシールがついています。年中から入園した新しいお友だちがメダルをもらったそうで、ついに息子のやる気スイッチがONに! そして、息子は自分から家で練習を始めました。夫がアドバイスしながら何度も壁逆立ちに挑戦します。休憩の声掛けにも「僕はメダルが欲しいからできるまで絶対あきらめたくない」と練習を30分ほど続けました。
疲労もピークになり「これで最後」とチャレンジしたその一蹴りで、ついに壁逆立ちが成功! 家族みんなで抱き合い大喜びしました。しっかりコツを掴んだようで、もう一度やるとまた成功。息子の頑張りが実を結び、私は胸がいっぱいになりました。次の日、お迎えに行くと息子の胸には念願のメダルが。今回の出来事は息子にとって大きな自信になったと思います。これから先、難しいことにもあきらめずに挑戦する気持ちを大切にして頑張ってほしいです。
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作画/ヒロミンミン
著者:さこだみさと
野球が大好きな4歳男児と離乳食嫌いの0歳女児を育てるママ。元気いっぱいの息子に体力を奪われ、娘の離乳食に頭を抱える日々だが、楽しみながら育児をしている。自身の体験をもとに妊娠・出産・育児の体験談を執筆。