自分を呼ぶ声の主を探し建物の一室の台所にたどり着くと、背後から声をかけられたユキさん。ユキさんが振り返るとそこには見知らぬ老婆が立っていて……?
これは夢?あの人は何だったの?
髪の一部が紫色の老婆から、小さな木箱を渡されたユキさん。
老婆は「早くあの子のところへ行きなさい」と言い残し、ユキさんを部屋から追い出します。
行く当てのないユキさんは、突然空から聞こえてきた義母の声に導かれるように川べりに向かいました。そして、老婆から渡された小箱を開きます……。
目を覚ましたユキさんの前には、涙ながらに自分の名を呼ぶ義母の姿が!
ユキさんは、死のうとして意識を失っていたことに気がつきます。
死の淵にいた自分のことを、老婆が現実に引き戻してくれたのだろうか……? とユキさんは不思議に思うのでした。
あやしげな老婆に、歪んだ建物……。不思議な出来事はユキさんの夢の中のお話でした。しかし、老婆のおかげでユキさんは目を覚ますことができたのかもしれませんね。
現実に絶望して意識を失っていたユキさんですが、義母はユキさんが生きていることを心から望んでたようです。
義母のようにユキさんを大切に思ってくれている人もいます。ユキさんにはまだまだ生きることを諦めないで欲しいですね。
ババレオさんのマンガはこのほかにもX(旧Twitter)で更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね!