とても長く感じた夜
手術後、病室のベッドで目覚めたもちなべさん。視界はぼやけていて、おなかや喉にはズキズキとした痛みが。さらに尿道カテーテルが入っている状態で、なぜか尿意のようなものを感じます。どうやら痛みの影響で膀胱のあたりが圧迫されているように感じているらしく、看護師さんに相談したところ、坐薬を入れてもらえることに。坐薬のおかげで痛みが和らいで安心したもちなべさんは、再びウトウトしはじめて……。
寝たり起きたりを繰り返すうちに、次第に意識がはっきりしてきたもちなべさん。まだ体を動かすことはできませんが、体にたくさんのチューブが繋がれていることや、なぜか手術をした腹部よりも左腕のほうが痛いことに気づき、だんだんと自分の状況がわかってきました。
しかし、意識がはっきりしてきたとはいえ、長い時間起きていることは難しく、その後も細切れの睡眠を繰り返します。自分がどれくらい眠っているのか、今が何時なのかもまったくわからず、「かなり長い時間をウトウトしていた感覚があった」と語るもちなべさん。ところが、実際ウトウトしていた時間は手術当日の13時から翌朝までの半日ほどだったそうです。
全身麻酔の投与を中止したあとは、患者がきちんと呼吸できているか、血液の状態が正常になっているか、そして意識や精神状態に問題がないかを、医療スタッフが注意深く観察する必要があるそうです。もちなべさんの場合も、看護師さんが何度も様子を見にきたということは、術後の状態を確認されていたのかもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/助産師 松田玲子
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