いつもとは違う足首の痛み
足首が痛い……それは私にとって特別大きなことではなく、たまにあることでした。足首を伸ばすのも曲げるのも、たまに痛くはなるものの、特別気にしなくてもいつの間にか治ってしまう程度の痛みでした。
しかし、今回の足首の痛みは違いました。くるぶしのあたりが大きく腫れ、本当に痛くて伸ばすことも曲げることもできず、とうとう正座することもできないほどに痛みが増していきたのです。いつの間にか治ってしまうということもなく、寝るときにかかとが布団に当たるだけで、足首から先が脚からズレてしまいそうな違和感がありました。
半年以上たっても一向に痛みが治まる気配はなく、それどころか徐々に増し、生活に支障を来すようになってきたため、今回こそは今までのように放置せず真剣に治さなければ……と考え直しました。
整骨院で施術しても完治せず…
まずは、寝る前に自分でマッサージをしてみました。ただマッサージしているだけでは痛みはまったく変わらないので、足首の関節の間を指で強く押さえながら回してみました。すると痛みが取れたのです! 「やっぱり簡単に治るわ!」と思ったのですが、一晩寝て次の日になるとやはり痛みは戻っていました。徐々にマッサージの時間を増やしてみたものの、決してマッサージ直後の痛みのない状態が続くことはありませんでした。
そこで、「素人の私がマッサージしただけでとりあえずの痛みは引くのだから、整骨院でも行けばあっという間に治るだろう」と考え、近所の整骨院へ。整骨院のおかげで一時よりは随分痛みは引いたものの、つま先立ちになると相変わらず痛くて、ここで初めて「完治への道のりは長い」と感じたのです。
足首の痛みの原因は…
ある日、母を整体へ送迎した際に、その整体で私も施術をしていただく機会がありました。
ただ、足首の痛みは近所の整骨院で施術してもらっているので特に伝えることなく、施術しながら体全体のバランスを確認していただいたところ「足首、大丈夫?」と突然聞かれ、「過去に足首痛めたね」とのコメントをいただきました。
驚きながらも足首の痛みの経緯を話すと、「残念ながら、何ともなかった古傷も加齢とともに筋力の低下などから痛みが出てきてしまうことがあるのです」とのこと。ここ何カ月も向き合ってきた足首への痛みの原因が一瞬にしてわかりました。私は25年ほど前に大きな捻挫をしていたのです。そのときにはしっかりと治療し完治させたと思っていたのですが、整体師さんいわく、東洋医学では、けがは残ると考えられるとおっしゃいました。
今後も過去のけがの痛みと一生付き合っていかなければならないこと、体を動かす機会を減らさず筋力を落とさないようにすることなど、アドバイスをいただきました。まさか、この足首の痛みは加齢によって出てきた過去のけがによるものだとは思ってもいませんでした。
まとめ
なかなか治らない足首の痛みは、新たに患ったものではなく、整体師さんによると加齢によって出てきた過去の捻挫によるものでした。捻挫をしてから約25年間は大きな痛みとなることなく保ってこられたのですが、まさかこの年齢になってから出てきた足首の痛みに、加齢が関係しているとは驚きました。
痛みをかばうことでさらに体のバランスが崩れてしまうこともあります。これからも元気に過ごすために、体を動かし筋力アップを心掛けるとともに、しっかりと自分の体と向き合おうと思います。
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