ヒナタは女性に謝罪をするのですが、女性は茶化すような発言をしてきました。そのことに対して不快に思ったヒナタは手持ち金を机の上に置くと、「失礼します!」と言ってその場を去っていきました。
その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にヒナタが一夜を共にしてしまった女性・モネがいたのでした。
モネはヒナタに好意を抱いているようで、構ってほしいのか、結婚式場でもヒナタを困らせる行動ばかりをしてきました。次第に心身ともに疲弊していくヒナタ。ひとりになってうつむいていると、突然スマホが鳴って……?
連絡先を知らないはずのモネからメッセージが届いて…
メッセージの差出人はモネでした。
「なんで俺のアカウント知ってるんだよ……!」
すると次の瞬間、ドアが開いて
ユリが部屋に入ってきました。
「モネの部屋にも顔出したんだけどさー。
素敵な旦那さんだねってみんな褒めてたよ」
「特にモネがヒナタのことすっごく褒めてた!」
そうユリが言うと、
思わずヒナタは固まってしまったのでした。
◇ ◇ ◇
なぜかモネはヒナタのアカウントを知っていて、メッセージを送ってきました。モネとはもう関わりたくないと思っているヒナタに対して、モネは真逆の気持ちのようです。モネに振り回されてばかりでヒナタも大変ですね。