その出来事があってから、あっという間に1週間が過ぎ、結婚式の前日を迎えることに。会場にはユリの友人たちが集まっていたのですが、その中にヒナタが一夜を共にしてしまった女性・モネがいたのでした。
モネはヒナタに好意を抱いているようで、構ってほしいのか、結婚式場でもヒナタを困らせる行動ばかりをしてきました。次第に心身ともに疲弊していくヒナタ。ひとりになってうつむいていると、突然モネからメッセージが届きました。
「なんで俺のアカウント知ってるんだよ!」そうつぶやいた後、カチャッとドアが開きユリが戻ってきました。ユリと少し会話をした後、明日の結婚式に備えて2人は早めに休むことに。
眠りにつくユリの隣で、ヒナタはモネから来たメッセージを開いていて……?
メッセージをブロックするか迷った結果…
結局、モネのメッセージをブロックはせず、
承認することを選んだヒナタ。
「ユリを傷つけたくないんです。
もう僕に関わらないでください」
「なにそれ、ひど。ユリのためなら
私を傷つけてもいんだ」
「明日の式、どうなってもいいのかな」
ヒナタのメッセージが癇に障ったのか、
モネは脅迫めいたことを言いただしたのです。
そして迎えた結婚式当日―。
「おはよ~って……起きるの早いね?」
ユリが目覚めると、すでに起きていたヒナタ。
その表情はかなりやつれていたのでした。
◇ ◇ ◇
モネは「もう僕に関わらないでください」というメッセージにイラッとしたのか、明日の結婚式で何かをしでかすような発言をしてきました。ヒナタが必死に説得をしても拒否されてしまったようで、嫌な予感しかしないですね。ユリはぐっすり眠れたようですが、ヒナタは疲労感でいっぱいの表情をしています。結婚式当日だというのに心配ですね……。