「チッ」ギャンブルに依存する夫に出産費用を頼み込むと…夫がまさかの言葉を言い放ち #夫と紫の老婆 8
「モラハラ夫と紫の老婆」第8話。ユキさんは夫・タツヤと義母の3人で暮らしています。典型的なモラハラ人間である夫の行動に、精神的・金銭的に余裕のない生活を送っていたユキさん。離婚さえ許してもらえず、死しか考えられないほど追い詰められていたユキさんは、自宅で自死を図り、意識を失います。
昏睡状態のユキさんは夢の中で、髪の毛の一部が紫色の老婆・ネエさんから小さな木箱を受け取りました。目覚めたユキさんは、その話を聞いた義母から産婦人科を受診することをすすめられ、自分が妊娠していることを知ります。しかし、夫に妊娠を伝えても返ってきたのは「ギャンブルの邪魔をしないなら産めばいい」という言葉……。この状況では子どもは育てられないと絶望するユキさんでしたが、その夜、夢の中で自分を「ママ」と呼ぶ女の子と話したことで、出産することを強く決意します。
ユキさんは、子どものための資金を貯めてから離婚するために、夫にギャンブルを一時やめさせるのを手伝ってほしいと義母に頼み、2人で夫に立ち向かうことになりました。
ユキさんが夫にギャンブルをやめてほしいことを伝えると……?
今だけでいい、協力してください…!



















ギャンブルをやめてほしいと頼まれた夫でしたが、やはり抵抗してきます。
しかし、義母の必死の説得、ユキさんの土下座ながらの訴えに、夫は渋々期間限定でギャンブルをやめることを約束したのでした。
ユキさんは出産まで身を粉にして働きながら、離婚後も母子で生活するために有用な方法や制度を調べ、資格取得にも励むなど、生活の基盤づくりに動きます。
そうして生まれた娘・カナを見たとき、かつて夢の中で出会った女の子はカナだったのだと確信したのでした。
夢の中でまだ見ぬ娘に会えていたとは、なんとも不思議な出来事です。
あのときカナが伝えたかったのは、ユキさんへの「生きてほしい」というメッセージだったのかもしれませんね。
ようやく生きて出会えたユキさんとカナに、これから幸せが訪れることを願うばかりです。
>>次の話
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