「え、そういうことか」夫と別れを決意した夜、枕元に老婆が現れ信じがたい発言を… #夫と紫の老婆 11
「モラハラ夫と紫の老婆」第11話。ユキさんは夫・タツヤと義母の3人で暮らしています。典型的なモラハラ人間である夫の行動に、精神的・金銭的に余裕のない生活を送っていたユキさん。離婚さえ許してもらえず、死しか考えられないほど追い詰められていたユキさんは、自宅で自死を図り、意識を失います。
昏睡状態のユキさんは夢の中で、髪の毛の一部が紫色の見知らぬ老婆から小さな木箱を受け取りました。目覚めたユキさんは、夢での話を義母に伝えます。すると義母からその老婆はネエさんという義母の知り合いで、義母と一緒に夫を育ててくれていたがすでに亡くなっているという事実を教えられました。何かを感じた義母は、ユキさんに産婦人科を受診することを提案。診察の結果、ユキさんが妊娠していることが判明しました。
その後ユキさんは娘・カナを出産、2歳になるころにようやく離婚後も生活できるほどの資金が貯まったため、夫へ離婚を切り出します。しかし、結婚に狂気を感じるほどの執着を見せる夫の態度に話は中断。それでも必ず離婚をするとユキさんが心に決めたその夜、ネエさんの霊による金縛りに遭ってしまったのでした。
突然現れたネエさんに驚きを隠せないユキさん。
さらに意外な事実が明らかになり……。
そういうことか…!彼女が守りたかったのは…?
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カナさんが目を開けると、そこにはネエさんが覆いかぶさっていました。





















あの日、夢の中でネエさんが託した「子ども」とは、カナのことではなく、夫のことだったのだと理解したユキさん。
苦しさにだんだんと意識が薄れていくそのとき、老婆は叫び声とともにユキさんの首から手を離します。
なんと、カナから放たれる白い光が老婆を苦しめ、退けたではありませんか!
ユキさんはようやく金縛りから解放され、自分を守ってくれたカナと幸せになることを再び決意したのでした。
自分の子どもはかわいいもの。
夫がどれだけ家族を苦しめていたとしても、ネエさんにとって、夫は死んでもなおかわいがりたかった子どもなのでしょう。
眠っているカナは無意識に、母であるユキさんの危険に気がついて守ってくれたのかもしれませんね。
カナに追い払われたことで、ネエさんの怨念も浄化されると良いですね。
>>次の話
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