ある日、父親が違う8歳上の姉が赤ちゃんを連れて帰省しました。昔の姉は母親と折り合いが悪く、6年前家を出て行ったきりでしたが……。
疎遠だった姉が帰ってきた
ユズさんは姉のかわいい赤ちゃんを見て、母親にとっての初孫が、姉と母親の距離を取り持ったのだと思います。
しかし頻繁に家に来るようになった姉は、次第に母親にお金を借りるようになり、一緒にパチンコに行くことも増えました。
そんな中、ユズさんは母親が希望した志望校の模試判定が思ったより悪く、友人に誘われて塾の無料体験に参加。
家とは違う塾の静かな環境や、個別指導に魅力を感じ、母親に通えないか相談してみます。
母親はお金がないからダメと拒否しますが、その後もパチンコには数万円を使っている様子。
ユズさんはそんな母親にイライラしながらも、働いてないのにお金の使い道に口を出す立場ではないと、自分に言い聞かせるのでした。
数万円は大金だと言って、ユズさんを塾に通わせない母親。
遊びや欲しいものが目的ならそう言い聞かせるのもわかりますが、自分から勉強のために塾に行きたいなんて立派ですよね。
仮に本当にお金が足りなくても、パートをしたり節約したりして、工面してあげたいと思うのが親心なのではないでしょうか。
ましてやパチンコに数万円も使っていると聞けば、子どもでも違和感を持つはず。
ギャンブルは依存性が高いと言いますが、子どものためにも少しは自制してほしいですね。
北瀬ユズさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪