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「…なんで?」進路を母親に決められた娘。行きたい学校ができ親に相談すると… #毒親と絶縁するまで 13

「毒親と絶縁するまでの話」第13話。思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。

ユズさんが中学生のころ両親の祖母たちが亡くなり、夫婦喧嘩の原因だった祖母の世話がなくなっても夫婦仲はピリピリしたまま。そんな中8歳上の姉が赤ちゃんを連れて帰省し、母親はお金を渡したり、一緒にパチンコに通ったりします。ユズさんは友だちに誘われた塾の体験に魅了され母親に通いたいと相談しますが、お金がかかるとあっさり却下。しかし母親は数日に数万円をパチンコに使い、ユズさんはイライラが募ります。

ユズさんは、「働いてないからお金の使い道に口を出す立場ではない」と、自分に言い聞かせますが……。

私の進路はどうなるの?

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

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毒親と絶縁するまでの話

 

一緒に塾の体験に行った友人たちは塾に通うことが決まり、ユズさんは「羨ましい」とさらにイライラ。

 

高校の学校見学会が始まる時期、ユズさんは志願する高校選びでも母親が喜ぶかどうかを基準に悩みます。

 

すべり止めで選んだ偏差値の高い私立のD高校の見学に行くと、学校の雰囲気も良くカリキュラムや部活がユズさんの理想にぴったり。

 

しかし母親は公立のA高校をすすめていたため、D高校に行きたいと言うと怒らせると思ったユズさんは、なかなか言い出せませんでした。

 


塾に通うのも、志望する高校も母親に制限されるユズさん。子どもの選択肢を親が狭めてしまうのは、なんだかもったいないですよね。

 

そんな中でも、ユズさんは行きたい高校を自分の意思で見つけられました。目を輝かせるユズさんを見ると、応援せずにはいられませんね。

 

母親には自分の都合で志望校を決定するのではなく、ユズさんの気持ちを尊重してあげてほしいものです。

>>次の話

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    マンガ家・イラストレーター北瀬ユズ

    二児の母です。自身の経験を描いたコミックエッセイ『毒親絶縁日記』(ぴあ)が発売中。

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