ブラウンさん宅で、お手製のお菓子をいただいたあと、事前説明もなく市販品よりも割高な料金を請求されたことがきっかけで、パープルさんはブラウンさんと距離を置いていました。
支援センターからも足が遠のいていたある日、イエローさんというママに市販のおやつがきっかけで声をかけられ意気投合。
しかし、そこにまたしてもブラウンさんが偶然現れ、「市販品を上げるのは手抜き」と市販のおやつを批判し、価値観をグイグイ押し付け、頼んでもいないのにお手製のお菓子を渡そうとしてきました。
以前、痛い思いをしたパープルさんがお金がかかるのか聞くと、ブラウンさんは「当たり前でしょ?」と当然のように言うのでした。
自分の価値観を押し付けるのはもうやめて…!
当然のようにお金を請求するブラウンさんに、イエローさんは驚いたようです。その様子を見てタダだと思われたのはショックだとあきれ顔のブラウンさん。
「うちは普通のおやつで充分かなって……」と今回は言えたパープルさんですが、ブラウンさんとレッドさんからの批判は増すばかり。
そんなとき、イエローさんが「私興味あります~。おいくらですか~?」とまさかの発言。
ドヤ顔でお菓子のこだわりと金額を説明するブラウンさんですが、イエローさんは「ポリシーがあってすごいですね! でも私には高いので買いません」ときっぱり言い放ちました。
思ってもみなかった言葉に、ブラウンさんは声も出ないようです。
そして、イエローさんのなるべく角が立たないよう、相手の説明を聞いたうえでズバッと自分の意見を差し込むという、上手な会話の持って行き方でこういう方法もあるのだなとうなずけました。
きっと今までブラウンさんがお菓子を渡してきた人たちは、何も言わずにお金を払ってきたのでしょう。イエローさんのように、嫌なことは嫌とはっきり言える勇気をもつのは大事なことですね。
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