育児休暇からの仕事復帰
三女の育児休暇を終え、5年ぶりに仕事に復帰しました。育児との両立が不安だったため、時短勤務で復帰しましたが、なかなか過酷なものでした。職場の雰囲気も育児休暇前とは変わり、自分よりも若い人が上司なんていうことも当たり前です。時短勤務とはいえ、与えられた仕事が減るわけでもなく、短い時間で仕事をこなす日々はハードで、どんどん余裕がなくなっていきました。
それでも、仕事に魅力を感じていた育児休暇以前なら、辞めるという選択肢は出なかったと思います。私より先に復帰して頑張っていた友人もいましたし、子育てを終えた先輩が「今だけだよ」と励ましてくれて、職場の環境もそこまで悪いということはなかったと思います。けれど、なぜか頑張る気持ちがなくなってしまったのです。
パートの仕事に転職を決意
そこで私は、思い切って転職することにしました。やる気がなくなったのは疲れのせいだと思ったからです。フルタイムの仕事を辞めて、パートタイムで働ける仕事を探しました。
育児休暇期間を含め20年間も勤めた仕事を辞めるのは寂しくもありましたが、新しい生活にワクワクもしていました。休暇も増え、朝の時間にも余裕が生まれます。趣味の読書をしようとか、やりたかったことにチャレンジしてみようとか、習い事を始めてみようなど、目標ができたように感じました。転職してからの生活を楽しみに、辞めるまでの間は仕事や育児を頑張りました。
時間ができたはずなのに
転職した後の日々は、私の思い描いた通りではありませんでした。仕事の面で思っていたことと違ったわけではありません。仕事はきちんと定時で終わり、残業や持ち帰る仕事もなくなりました。実際に、朝の時間に余裕ができて子どもを急かすこともなくなったし、自分の自由な時間もできました。
けれど、やりたいことも自分の時間もちゃんとあるのに、私のやる気は戻ってこなかったのです。自分の時間は、ただ何をするでもなく、リビングのソファでゴロゴロと過ごすようになりました。
私は不安になりました。今まで仕事をしていた時間がゴロゴロする時間に変わっただけで、その分収入も減ったので、何だか時間を無駄にしているように感じたのです。
まとめ
最初は、生活が変わってもやる気が起きないことに戸惑いました。でも、今までになかった自分だけの時間が過ごせているのもたしかです。またいつか、やる気が戻ってくることがあるかもしれません。一見、無駄な時間にも思えるけれど、今はこのゴロゴロする時間も大切なのかなと思い、自分の時間をゆっくり過ごしています。
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