義実家での離婚についての話し合いに、母を連れて臨んだユナさん。最終的に、義母はタイチの親権をユナさん側に渡すことに同意してくれました。
後日、郁夫が自宅に離婚届とお手製の誓約書を持ってきます。ユナさんの母も体調が悪い中、同席してくれることに。離婚後の生活にまで口出しをしようとしてくる郁夫に、ユナさんはイライラが止まりません。
そのとき、同席してくれていたユナさんの母がその場に倒れ込み……?
離婚しないほうがタイチのためなのかな
病院に救急搬送されたユナさんの母。結果は軽い脳梗塞で、点滴だけで退院ができるとのこと……。
「もし自分が倒れてしまったら、タイチは?」と想像してしまったユナさんは、思わず涙をこぼしてしまいます。
「離婚やめよう?」
郁夫は、ユナさんの母が高齢であることや、父親がいないとタイチが寂しがることを口にして離婚を引き止めてきました。
ユナさんは離婚が自分のエゴかもしれないと思い、怖くなります。
ユナさんは、郁夫の会社の同僚・山田さんの奥さんに相談することに。
すると山田さんの奥さんは、「エゴじゃない、ユナちゃんの人生だよ」とユナさんのことを励まします。
「私、親がシングルでも幸せだった……」
片親になることが決してタイチを不幸にしてしまうわけではないと考え直したユナさん。山田さんの言葉に背中を押され、再び離婚に前向きになれたのでした。
ずっと自分のことを支えてきてくれた母が倒れたことで、ユナさんの不安は相当大きかったことでしょう。郁夫はそんなユナさんの気持ちにつけ込んで、離婚をやめることを提案したのかもしれませんね。
山田さんの奥さんのおかげで、離婚は自分のエゴではなく子どものためにもなるのだと思い直したユナさん。郁夫の誘導に惑わされることなく、タイチと幸せになる道を進んでもらいたいですね。