恐ろしくなり、ウオジの家を出たワニシさん。
漏らしてしまいましたが、なんとか自宅に帰ってきました。ところがその背後には……?
家にまで追いかけてきたウオジ…
「心配になっちゃって……」
なんと、ウオジはワニシさんの家までついてきました。
ワニシさんが漏らしたことを母に伝えたウオジ。
母と普通に会話して帰って行ったウオジでしたが、ウオジは「親に言うなよ」と釘を刺しに家まで来たのだと、子どもながらに察したワニシさん。
この日を境にウオジのいる公園には行かなくなったのでした。
それからウオジに会わない日が続き、ワニシさんは小学校の高学年に。
ワニシさんは母から塾へ行くよう勧められ、1カ月の体験入塾することになります。
その塾までは、あの公園の前を通らなければなりません……。
「もう何年も会ってないから、もし会っても気づかれないだろう」
と思いながらも、少しドキドキしながら公園を通り過ぎたワニシさん。
すると、目の前からウオジが歩いてきました!
「バレるかも……!」
焦ったワニシさんですが、ウオジは素通り。
ホッと安心して振り返ると、そこにはワニシさんのことを凝視するウオジの顔面があったのでした。
やはり、ウオジのワニシさんへの執着は薄れていないようです。
無言で迫ってくるウオジの姿は、もはやホラー……。
時間が経ってやっとウオジのことを忘れかけていたワニシさん。
トラウマになってしまわないか心配です。
とにかくワニシさんには一刻も早くこの場から逃げてほしいですね!
警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課が考案した防犯標語「いかのおすし」の中にもあるように、「危ないと思ったら大きな声を出す」「すぐに逃げる」「何かあったときは大人に知らせる」など、すぐに行動を起こすことが大切です。
ウオジが家にやってきて親に言うなと釘を刺されたときも、言いにくい内容だったとは思いますが、勇気を出して正直に打ち明けて欲しかったですね。
いざというときに言いにくいことでも臆することなく話せるよう、日ごろから親子で話し合っておけると良いですね。
▼防犯標語「いかのおすし」
「いか」……知らない人にはついて「いか」ない
「の」……知らない人の車には「の」らない
「お」……あぶないと思ったときに「お」おきな声をだす
「す」……あぶないと思ったらその場から「す」ぐに逃げる
「し」……何かあったときには大人に「し」らせる
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