ウオジの家に行ってもいいものか悩んでいたワニシさん。
「おかしもあるよ!」とウオジの言葉に誘われて、家へ入るのでした。
ウオジの部屋にはおもちゃがたくさんあって…
ウオジの部屋に入ると、そこにはたくさんのおもちゃが。さらにはお菓子も出され、ワニシさんは楽しい時間を過ごしていました。
そこで急にトイレに行きたくなったワニシさん。しかし、ウオジは家のトイレは壊れているからと言って、尿瓶を持ってきたのです!
「大丈夫! 手伝うから早く脱いで」
ウオジは怪しい笑みを浮かべ、ワニシさんをせかします。
ウオジの様子を変だと思ったワニシさんは、引き留めようとするウオジを振り切り、家を出たところで漏らしてしまいました。
すると後ろから「もったいない」とウオジの声が……。
ワニシさんはすぐに走って家に帰りました。母に言えば大事になると思ったワニシさんは、先ほどの出来事を話せません。
そこへ、後を追ってきたウオジが現れたのでした。
ワニシさんに尿瓶を使えと迫ったウオジ。
子どものワニシさんにとって、とても怖い経験だったでしょうね。
漏れてしまったとはいえ、ワニシさんが無事に家に帰って来られて安心しました。
これを機にウオジと関わるのは避けたほうがよさそうです。
今回は知らない人ではありませんでしたが、たとえ相手が誰だとしても、万が一不審な行動を感じられたときには、どうしたらいいのかを子ども自身が覚えておく必要もあります。
もし不審者に遭遇してしまった際には、警視庁少年育成課と東京都教育庁指導企画課が考案した防犯標語、「いかのおすし」を思い出して行動できるように、日ごろから親子で一緒に確認しておくことが大切ですね。
▼防犯標語「いかのおすし」
「いか」……知らない人にはついて「いか」ない
「の」……知らない人の車には「の」らない
「お」……あぶないと思ったときに「お」おきな声をだす
「す」……あぶないと思ったらその場から「す」ぐに逃げる
「し」……何かあったときには大人に「し」らせる
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