ユズさんは母親がお金がないと言うわりにパチンコに行ったり、指輪を買ったりしていることにモヤモヤ。祖母のお金が残っているのかたしかめることに……。
祖母が残したお金の行方
ユズさんが通帳を確認すると120万円あったはずの残高が、半年足らずでほぼなくなっていました。母親が使い込んだと察したユズさんは志望校を諦め、やる気も失います。
それでも試験だけは受けていいと言う母親に従い、受験することにしたユズさん。受験前日になってもテレビを大音量で見る母親に、今日は集中したいと相談しました。
「試験日前日だからって慌てて勉強してるくせに!!」
しかし母親は逆ギレ。母親が寝ている間にユズさんが勉強していたことも知らず罵倒しました。
積み上げてきた努力を全否定されたユズさんは、勉強を諦め試験本番も集中できず、不合格という結果に。
なぜか母親は自分がどれほどショックだったかを悲劇のヒロインのように語り、ユズさんは心の底から母親が理解できないのでした。
祖母が残したお金をユズさんの学費にすると言っていた母親は、約束を守ることはなく、さらに受験前日も娘に怒鳴り声をあげました。
お金を工面するのが難しいだけなら、最初に相談したときに素直に話せばユズさんもほかの選択肢があったはず。
ありもしないお金をあると言い、いざとなったら逆ギレでは、やる気も希望も失って当然ですよね。
母親には娘のためのお金を使い込んだ自覚や、娘の受験を妨害したことへの罪悪感はあるのでしょうか。
北瀬ユズさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪