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「嘘でしょ…」母親が娘の学費を使い込み、受験の妨害を。すると娘はまさかの… #毒親と絶縁するまで 15

「毒親と絶縁するまでの話」第15話。思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。

進路に悩む中学3年生のユズさんは、公立に行くよう母親に決められてきましたが、有名な私立校に行きたいと相談するとあっさり許可されます。家でも学校でも勉強に打ち込む日々が続き、いよいよ願書を出す時期に。すると母親はお金がかかるからやっぱり私立はダメだと言い出し、絶望するユズさん。祖母が残した学費があるはずと説得しますが、母親は口ごたえするなと激怒します。

ユズさんは母親がお金がないと言うわりにパチンコに行ったり、指輪を買ったりしていることにモヤモヤ。祖母のお金が残っているのかたしかめることに……。

祖母が残したお金の行方

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

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毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

ユズさんが通帳を確認すると120万円あったはずの残高が、半年足らずでほぼなくなっていました。母親が使い込んだと察したユズさんは志望校を諦め、やる気も失います。

 

それでも試験だけは受けていいと言う母親に従い、受験することにしたユズさん。受験前日になってもテレビを大音量で見る母親に、今日は集中したいと相談しました。

 

「試験日前日だからって慌てて勉強してるくせに!!」
しかし母親は逆ギレ。母親が寝ている間にユズさんが勉強していたことも知らず罵倒しました。

 

積み上げてきた努力を全否定されたユズさんは、勉強を諦め試験本番も集中できず、不合格という結果に。

 

なぜか母親は自分がどれほどショックだったかを悲劇のヒロインのように語り、ユズさんは心の底から母親が理解できないのでした。

 


祖母が残したお金をユズさんの学費にすると言っていた母親は、約束を守ることはなく、さらに受験前日も娘に怒鳴り声をあげました。

 

お金を工面するのが難しいだけなら、最初に相談したときに素直に話せばユズさんもほかの選択肢があったはず。

ありもしないお金をあると言い、いざとなったら逆ギレでは、やる気も希望も失って当然ですよね。

 

母親には娘のためのお金を使い込んだ自覚や、娘の受験を妨害したことへの罪悪感はあるのでしょうか。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター北瀬ユズ

    二児の母です。自身の経験を描いたコミックエッセイ『毒親絶縁日記』(ぴあ)が発売中。

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