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「あなたのため?」娘の希望を一切聞かずに志望校を決める母。すると先生が… #毒親と絶縁するまで 16

「毒親と絶縁するまでの話」第16話。思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。

ユズさんは高校受験で本命の有名私立校を志望校として目指し勉強を頑張りますが、願書を出す時期になって母親にお金がないからダメと言われます。しかし実際は、ユズさんの学費にとっておいたはずのお金をパチンコで使い込み、指輪を買うなど散財していただけでした。失意の中、一応受験するも不合格になり、ユズさんは別の私立を受験しました。

受験が終わったユズさんを迎えに来てくれた担任の先生は、ユズさんのことを努力家だとほめます。

ユズさんは今まで母親に否定され続けてきた努力を認めてもらえたことに感激し、将来は教師になりたいと思うように……。

初めて努力を認められた瞬間

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

 

 

毒親と絶縁するまでの話

 

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毒親と絶縁するまでの話

 

無事別の私立高校に受かったユズさん。学費免除になるからと、公立を勧めていた母親は手のひらを返すように合格した私立を勧めます。

 

ユズさんは公立のほうが条件がいいことを説明しますが、自分の意見に反論されたと思った母親は不機嫌に。

 

ユズさんは自分が親不孝者のように感じながらも、なんとか公立高校を受験します。

 

卒業式の日も母親は顔を出してすぐにパチンコへ出かけ、公立高校の合否発表でもせっかく合格したのに学校の文句ばかり。

 

さらに、公立に受かったらパソコンを買うと約束したことに触れると、母親は激怒。ユズさんの苦悩や努力を知ろうともせず、パソコン欲しさに受験したのかと、いつまでも責め立てるのでした。

 

 

高校受験という人生の大切な岐路が、母親の気分ひとつでめちゃくちゃになったユズさん。

それでも自分で受験する高校をしっかり考え、合格までするなんて立派ですよね。

 

ただでさえプレッシャーを感じる受験シーズンに、家庭に味方がいないのはユズさんも心細かったのではないでしょうか。

 

母親はユズさんを怒鳴ってばかりですが、ちゃんと優秀な子に育っていると教えてあげたいものです。

>>次の話

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    マンガ家・イラストレーター北瀬ユズ

    二児の母です。自身の経験を描いたコミックエッセイ『毒親絶縁日記』(ぴあ)が発売中。

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