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「色気づいて!」思春期に下着を買ってもらえず娘が下着代わりにまさかの… #毒親と絶縁するまで 17

「毒親と絶縁するまでの話」第17話。思い込みと感情の起伏が激しい母親と、家族に関心がない父親のもとで育ったユズさん。大人になって初めて、自分の親が「毒親」なのだと気付きました。そんなユズさんが体験した、幼少期から絶縁するまでの物語です。

ユズさんは高校受験で本命だった志望校の願書提出直前に、学費だったはずのお金をパチンコで使い込んだ母親から、お金がないから行かせられるわけがないと怒鳴られます。その後別の公立高校を受験し、無事に合格。ですが母親はユズさんをほめることも一緒に喜ぶこともありません。さらに卒業式後、先生を交えた食事会が開かれると聞いても、母親はユズさんを連れて帰宅しパチンコへ……。ユズさんは受験シーズンに応援してくれる親は、作り話の世界にしか存在しないのだと思うのでした。

ユズさんの高校受験は苦い思い出になりましたが、思春期の母親との悲しい記憶は、それだけではなかったのでした。

体の成長を認めない母親

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

 

 

毒親と絶縁するまでの話

 

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毒親と絶縁するまでの話

 

毒親と絶縁するまでの話

 

母親は男の子が欲しかったと言い、ユズさんが幼いころから女の子らしい格好をするのに否定的でした。

 

中学生になりクラスメイトが下着をつけ始めるようになった際も、「急に色気づいて気持ち悪い!」と下着を買うことを許さず、ユズさんは胸にハンカチやティッシュをあてて過ごしていたそう……。

 

中学卒業後にようやく下着店に連れて行ってもらえますが、店員の前ではユズさんが無頓着な子のように振る舞う母親。

帰り道には下着代などがかかることで「これだから女の子は欲しくなかったのよ」と発言します。

 

その後高校に入学したユズさんは学校生活を順調に送りますが、家庭以外の世界があまりにもたのしく、成績が悪化。激怒した母親は、「退学させる」と言い出すのでした。

 


娘が恥ずかしい思いをしているのに母親が下着を買い与えないのは、もはや虐待と言ってもいいのではないでしょうか。

 

父親や男性教師には相談しづらい思春期特有の悩みは、同じ女性で家族である母親が一番に気遣ってあげなければいけなかったはず。

 

そもそも、子どもは成長するものだから下着を買うことは自然なこと。色気づいたと思うほうが不自然ではないでしょうか。

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター北瀬ユズ

    二児の母です。自身の経験を描いたコミックエッセイ『毒親絶縁日記』(ぴあ)が発売中。

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