「実は……」義母は、鍵は持っていたから、2人が仕事で留守の間に、何度か家に遊びに来ていた。見たことがないポーチがあったから、中を見たら素敵な化粧品がたくさん入っていて、借りちゃった。連絡したつもりがうっかり忘れていてと説明します。
「泥棒じゃなくて良かったね」呑気に笑うまことさん……。
どうして私のポーチを持っているの?
義母から返ってきたコスメセットたちは全てボロボロ。
さらに義母は、「それよりも!前みたいに可愛いお洋服を貸してくれないかしら〜」
勝手に持ち出したことをしっかり謝罪もせずに、新しい服も貸して欲しいとお願いします。
「嫌です!聞こえませんでした?嫌です」
今回は、きっぱりこと断ります。
◇ ◇ ◇
義母は、ななみさんのコスメセットを勝手に持ち出したにも関わらず、軽く謝罪するだけで、本当に悪いと思っている様子は見られません。まことさんも義母に注意することもなく、呑気な態度。さらには、また洋服を貸して欲しいという義母には、モヤモヤしてしまいますね。ななみさんがきっぱり断ることが出来て、スッキリしましたね。
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