あいうえの
ミレーナ装着後の検診で…
※ミレーナは黄体ホルモンを付加した子宮内避妊器具で、重い生理症状の改善のためにも使用されています。
ミレーナを挿入したあいうえのさん。挿入した当日から3日目までは、出血や下腹部痛などの症状に悩まされていました。しかし、1週間後には「ちょっとだるいな」くらいにまで症状が軽減されたそうです。
その後あいうえのさんは、ミレーナの位置や出血の状況を確認するため検診を受けに行きました。通常、ミレーナを装着したら、3カ月後、6カ月後、1年後、それ以降は最低でも1年に1回以上の検診が必要になります。あいうえのさんの検診の結果はというと……？
3カ月検診でミレーナの位置を確認してもらったところ、問題はなし。その後6カ月検診を受けた際に、挿入後2カ月不正出血が続いていたことを医師に相談すると、個人差があるものなので大丈夫だと言われました。
あいうえのさんは他にも、最終月経が2カ月も前なので生理が止まったのかどうか聞いてみることに。（※ミレーナから放出されるホルモンの影響で子宮内膜が薄くなり、経血量と月経の回数が減ることで、約10％の人がミレーナ装着後に月経がなくなると言われています）すると、医師から「生理が止まったのではなく、生理不順ですね」と告げられたのでした。
その後9～11カ月が経つころには、生理周期もだいぶ安定し経血量も少なくなったそうです。1年後の検診の結果も問題はなく、ミレーナの位置も正常でした。ミレーナ装着後は、生理痛がまったくなくなったわけではないけれど、生理中でも普段通りに生活を送れるようになったため、あいうえのさんはミレーナを入れてよかったと言います。
生理痛が重かったり経血量が多かったりと、生理症状に悩まされている人は多いのではないかと思います。あいうえのさんのように、ミレーナを挿入することで生理がラクになったり、ピルの服用で生理症状が改善されることもあるため、気になる方は一度婦人科で相談してみると良いかもしれませんね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修／助産師 松田玲子
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