そんなある日、ヒナタが娘にミルクをあげていると、携帯電話にモネからメッセージが……!内容は、暇だから部屋に来てほしいというものでした。渋々ヒナタがモネの部屋に向かうのですが、赤ちゃんが大声で泣き始めてしまいました。突然のことに慌てふためいてしまうのですが、すぐにスゥッと眠ってしまったのでした。
すると、モネが「今度から夜中の授乳、一緒にやろうよ」といきなり提案をしてきました。すでに限界を感じていたヒナタは、ユリにモネとの関係性を正直に打ち明けようかと悩むのですが、次の日ユリが「モネの部屋から鈴の泣き声が聞こえた」と言ってきました。ヒナタはその言葉に慌てたものの、ユリにモネとの関係を伝えることはできず……。
その日の夜、モネからメッセージが届くのですがヒナタは無視をしてしまいます。その翌日、急に訪ねてきたモネ。ユリがこれから出かけることを伝えると、「私も一緒に行く!!」と言い張りました。さらに目をウルウルされると、甘えた声で「だめ?」と聞いてきて……!?
夫に目くばせで確認を取る妻。すると、夫は…?
「言っちゃうよ?」
モネの口元を見ていたヒナタは、
その言葉にゾクッとしてしまいます。
「俺は構わないよ……?
確かに大人は多い方がラクだし……」
「やったー!!ありがとう!!」
お礼を言うと、急いで準備をするモネ。
そして、一緒に出掛けることになったのでした。
◇ ◇ ◇
ユリはまったく気付いていませんでしたが、ヒナタはモネの唇の動きを見逃しませんでした。もう完全にヒナタはモネの手のひらの中で転がされていますね。恐らくいつか決着をつけなければいけない時期がやってくると思うのですが、そのときにヒナタがちゃんと向き合うことができるのか心配です。